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日本の弱点 [雑感]

福島原発事故時の対応の混乱やその後の対策では、
日本の技術に対する信頼性を揺るがせるに十分なものであったが、
技術的には優秀な日本がなぜこのような醜態を晒すのか、
今ひとつ納得できずにきていた。

十分な技術はあるはずなのに、
なぜ海外に頼らないと何も出来ないのか?と。

最近、その理由がわかってきた。
最近仕事の上で次のような実例があった。

工場で使用する電気を確保するため、
重電メーカーなどと何度か発電設備の導入について接触したのだが、
日本のあるメーカーは、納期は1年以上という回答。
その理由は、あるユニットが震災影響ですぐに手に入らないからだという。

そのユニットだけ、海外製のものを輸入して組み合わせられないかと聞くと、
保証できないからできないと言う。

じゃあ、金が余分に掛かってもいいから、
最初は海外製のユニットで立ち上げて、
あとから正規の日本製のものに替えることで納期早められないかと聞くと、
やったことがないからできないと言う。

一方、海外メーカーは、納期3ヶ月とか、
テンポラリーのものならば1ヶ月で立ち上げ可能という。

同じ機械、同じ技術を扱っていて、この差、である。

わかってきたことは、日本は個々の技術は優秀だが、
いざという時にそれを迅速に運用できる「機動力」がないのである。

先述の東大アイソトープ総合センター長の児玉龍彦教授の提言でも、
低レベル放射線に関する内部被曝・外部被曝の影響について、
これほどの知見や研究成果があるのに、
それを政策面で反映し、実地展開できない。

平時に要求される「保証」とか「確実性」に縛られて、
合理的で迅速果断な決断が日本人にはできない。

口では「非常時」と言いながら、
実際には「平時」の頭で判断する。

政府や官僚のことばかり、「平時」の頭で考えてると皆批判するが、
企業やそこで働く我々も実は同じなのである。

これこそが日本人の弱点なんだろうと
ようやく最近わかってきた。
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児玉龍彦教授の国会での名演説 [雑感]

去る7月27日、
東大アイソトープ総合センター長の児玉龍彦教授が、
衆議院厚生労働委員会で参考人として出席し、
放射線の健康への影響と国の除染対策・被曝退避対策などについて、
ド迫力の演説と現状批判をしていたことを、今になって知った。
既にネット上では大きな反響を呼んでいるようだし、
ワイドショーでも取り上げられたようなので、ご存じの方も多いと思う。

http://blog.goo.ne.jp/tomorrow_2011/e/8f7f0d5f9d925ebfe7c57aa544efd862

また大手マスコミでは毎日新聞だけが、このことを後日取り上げたようだ。
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20110808ddm012040044000c.html

その内容は、現場の第一線にいる専門家の意見として、
極めて的を得た痛切なもので、まさに驚愕すべきものである。

現場の専門家からすれば、
いかに国の対応が的はずれで非現実的なものか、
身に染みて感じている事がよく伝わってくる。

ここで思い浮かぶことが2つ。

まず第1に、国内最前線の知見と技術をまとめ上げ、
非常事態を前にして結集することのできない
官僚機構のお粗末さ(機能不全)。
2流と海外から揶揄される日本の官僚の面目躍如である。

それからもう一つ。
またしても日本のマスコミ問題である。
なぜこれほどの切実な内容が全く報道されないのか、
本当に疑問に思う。
日本のマスコミの大半は、その存在意義を自ら放棄していると言わざるを得ない。

なお、児玉教授を参考人として国会に招聘した人(誰かは存じあげないが。)も
優れた見識を持った立派な人だと思う。
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未来を抵当に入れている原子力政策 [雑感]

先日NHKのBS1で、フランス制作の原子力番組の再放送があった。
タイトルは「終わらない悪夢-放射性廃棄物はどこへ」。

電力会社が、経済界はもとよりマスコミまで牛耳っている日本では、
絶対製作されないような、驚くべき暴露番組で、
原子力利用の真の恐ろしさがよく伝わってくる内容だ。

 ※以下の記事は記憶で書いてるので、挙げた数字などは正確性に欠けます。
  読書感想文程度の記事と受け流して下さい(^ ^;

核燃料は、再処理されると90%以上が放射性廃棄物となり、
再利用可能なのは10%以下で、
経済産業省も唱えている「核燃料サイクル」など
ただの夢物語にすぎないとか、
地下に埋める予定の高レベル放射性廃棄物は、
10~20万年(!)地下に封じ込めておかなくてはいけないとか、
一般の人よりは多少、科学知識・原子力知識のある私でさえ、
初めて知る衝撃的な内容が多かった。

丁度先日報道ステーションで、
北海道の放射性廃棄物の地下埋設研究施設のことを取り上げていたが、
同じ研究をどこの国でもやっているんだなぁ。

そして、今後100~200年間にわたって、高レベル放射性廃棄物の地下埋設作業を続けるらしい。
その後1000年間は敷地に人が近づけないように厳重に管理されるという。

今から1000年後って?
1000年前を考えれば、モンゴル帝国よりも源平合戦よりももっと古い!
更には10万年後?
そんな先の人類の歴史を抵当に入れた禁断のエネルギーが原子力の正体だったとは・・・。

最後にフランスの高名な天体物理学者ユベール・リーヴスの言葉、
「原子力が問題なのは、未来を抵当に入れていることだ。」
というのは、鋭く真相を突いた言葉である。

我々は今後、本気になって、エネルギー消費のあり方と
原子力依存からの脱却を真剣に議論していかなくてはならないだろう。
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一流の国民、二流の官僚、三流の政治家 [雑感]

ちょっと前のことであるが、
中国の日本研究者が日本のことについて、
「一流の国民、二流の官僚、三流の政治家」と言う趣旨のことを
述べたとの記事が出た。
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=0510&f=national_0510_051.shtml

海外の目は、非常に冷静に、そして客観的に日本を見ているものだ。
原発事故の時もそうだった。
この中国の研究者の論述は、的を得たもので極めて優れていると思う。

こうゆう論述を目にしても、全く自省することのない厚顔無恥な政治屋どものはびこる国政の場は、
今後も醜態を晒し続けるのだろう。

納めた税金がこんな奴らのために浪費されるのが、本当にバカらしく思える。
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危機管理能力の違い [雑感]


現在でもまったく事態収束のメドのつかない福島原発事故であるが、
アメリカ側が当初から最悪の事態を想定して、
支援内容を明示していたことが明らかになった。

日本側が当事者の東電はもちろん、後方支援的な立場の政府・保安院も含めて、
全くその場しのぎの対応しか取れないのに対して、
アメリカ側の手際の良さが光る。

この違いはどこから来るのだろう?
いつから日本は、こんなに対応能力のない国になってしまったのだろう?

しかし、歴史を振り返れば思い当たることもある。
第2次大戦中のことであるが、
海戦で大きな被害を受けながらも、なんとか母港まで辿り着き、
その後修理復旧したアメリカ海軍の軍艦が多数に昇るのに対して、
途中で爆沈したり、浸水がひどく助けられなかった日本海軍の軍艦は多い。

このような事例から、アメリカ海軍のダメージコントロールの優秀さは
日本の戦史家の間でもつとに知られているが、
それは今回のような原発事故の事例でも、アメリカという国の対応力の高さとして
現れてくるのではないだろうか?

常に最悪に事態を考慮して、あらかじめそれに対応できる手立てを講じておく。
やはりアメリカ流のフレキシビリティに富んだ対応力が、
事の明暗を分けるのではないだろうか。

それに比べれば、日本のエリートとされる人びとは、
日本流の英才教育を受けて、前例のある想定内の事態に対しては優秀に対応できるが、
発想が硬直化していて、想定外になった時に
ほとんど有効な手立てを講じることができないのではないか?
想定の範囲を超えると、まるでPCがフリーズするように、
思考停止に陥って機能不全を起こすのではないだろうか?

そんなことを思わざるをえない、日本のドタバタぶりが続いている。
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先進のSKYACTIVエンジン [雑感]

先日、FIATの開発したマルチエア・エンジンについて書いた中で、
日本メーカーはハイブリッドとEVばっかりでつまらない的なことを書いたが、
われらがマツダがやってくれていました!

その名もSKYACTIVエンジン。
寡聞にして知らなかった。マツダさん、ごめんなさい。

一昨年のモーターショーで発表されていたようだが、
一昨年前はリーマン・ショック後のどん底景気で
ほとんどの海外メーカーが出展取り止めの事態になっていて、
つまらなそうだったので行かなかった。
おかげで今まで知らなかったのである。
最近はクルマ雑誌もあまり見ていなかったし・・・。

この技術、マルチエア以上にスゴイ!
オクタン価の高くないレギュラーガソリンで圧縮比14?
普通高くても11ぐらいなのに、14とは。
それでアイドリングストップなどと組み合わせて、
燃費30.0km/Lをたたき出すという。

このエンジンがあれば、
そのうちバッテリー総交換でメンテ費用のかさむハイブリッドなんていらないじゃん!
ぐらいのインパクトである。
さすがはマツダ。やってくれます。

このSKYACTIVにマルチエアの機構積み込んだら、
どんなすごいエンジンになるんだろう?
圧縮比14に、バルタイ&リフトの変更自在なマルチエア機構搭載かぁ・・・。
すごい燃費記録が出そうである。

さすがにエンジン(内燃機関)っていうのは奥が深い。
こうゆう、とことんまで突き詰めたすごい技術に今後も期待したい。

http://www.mazda.co.jp/corporate/publicity/release/2011/201105/110518a.html
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先進のマルチエア・エンジン [雑感]

先日、自動車雑誌を見ていたら、
イタリアFIATが実用化したマルチエア・エンジンなるものが載っていた。
なんでも、スロットルバルブではなく、インテークバルブで直接吸気量を制御するらしい。

その説明だけでは、何のことやらサッパリわからず、
まったくその利点が理解できなかった。

最近、ちょっと思い出してマルチエアのことを調べてみたら、
その中身、すごくてビックリである。

なんと、インテークバルブの開閉をカムシャフトではなく、
油圧で直接制御するらしい。
その結果、可変バルタイはもちろん、リフト量制御、
果ては1行程中に2回の開閉動作まで、
好きなようにインテークバルブの開閉を制御できるという。

つい10数年ほど前、私がHCR32スカイラインに乗っていた全盛期には、
高回転型にエンジンをいじるのは、カム交換が定番だった。
そこでカムプロフィールを変えてリフト量を変更し、
バルタイも高回転型に振っていたものだった。

それがホンダのV-tecが出始めて、可変バルタイが可能になった。
これでもすごい技術革新で当時びっくりだったのに、
(みんなあの速さはズルだ、と言っていたぐらい)
マルチエア・エンジンっていうのは、カムプロフィールも何も関係なく、
またバルタイ可変なんて簡単なものじゃなく、
その時々の負荷や走行条件に応じて、ほぼ自在にバルブ開閉を制御するのである。

これはすごい!
まるで夢のエンジンである。
こうゆう革新的技術を開発できる欧州勢っていうのは、
本当に底力がある。

環境負荷と性能の両立を目指して、
クリーンディーゼルの開発でも、ダウンサイジング・ターボでも、
欧州勢が先鞭をつけて、主流になりつつある。

それに比べれば、日本勢はハイブリッドとEVだけでバリエーションがほとんど無く、
どこも同じことしかやろうとしていない。
車種のバリエーションと同じで、横並びで面白みがない。

これじゃ、バイタリティーでそのうち負けるよなー、日本のメーカーは。

ところで、FIATの日本版ホームページを見たが、
マルチエアのことは何も解説されていない。
そんな事書いても、メカ好きなコアな人にしか受けないからなんだろうが、
こんな革新的な技術なのに、もったいない!
もっと大々的に宣伝すればいいのにと思う。
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IAEAと比べると際立つ日本の情報非開示 [雑感]

福島原発の日々の状況であるが、
先日書いたとおり、すでに日本のマスコミは全く信用できず、
また政府や東電も情報を隠蔽している可能性が高いということで、
日本の情報開示状況はすでに壊滅的な状況となっている。

そんな中で、最近、私が福島原発の状況を確認するのに最も役立っているのは
IAEAのサイトである。
http://www.iaea.org/
毎日、状況がアップデートされ、サマリーなどの簡潔明快な資料を添付して、
具体的な数字を織り交ぜつつ、平易な言葉で状況の推移を解説しているのである。

例えば、高濃度汚染水の流出防止のための水ガラス注入についても、
具体的な各部の寸法・注入レベル・注入ポイントなどを、
図解入りで説明しているのである。
http://www.slideshare.net/iaea/7-april-tech-pres

一方の日本はどうか。

マスコミの解説は、いずれも政府や原子力安全保安院、東京電力の舌足らずな開示情報を、
そのまま無批判に転載するだけの、相変わらずの無能ぶり。

経済産業省や保安院のサイトは、その公表情報の多くが、
計測された数字を羅列しているだけ。
状況の推移や、トレンドグラフをつけて、
解りやすく説明しようという気が全くないのがよくわかる。

日本の無能なマスコミが、官庁からもらった資料をそのまま載せるだけなのをいいことに、
情報開示してます、と言えるよう、
最低限の義務を果たして情報隠蔽の批判をかわす大義名分を得つつ、
一般人やマスコミに極力状況が分かりにくいように情報を出す工夫をしているのだろう。

「どうせお前ら一般人には、理解出来ないだろ。
 いちいちお前らに詳細情報なんて教えね~よ。」
という姿勢が垣間見える。

日本の官僚は、その能力をこんなくだらない情報統制に活用しているのでないのか。
あるいは本当に、分かりやすく説明する術を知らないのかもしれない。

IAEAと比べると、日本の官僚の無能と傲慢さが際立つ。

長く自民党だけと結託して、内向きにしか政策協議をしてこなかった日本の官僚機構は、
世界や、新しい危機的状況に、もはや全く対応できないことを露呈している。
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マスゴミ~日本のジャーナリズムの崩壊~ [雑感]

今日から2011年度が始まった。

昨日までの2010年度は、日本のマスコミを語る上で、
転機となる年度となった。

尖閣ビデオ問題やウィキリークス問題、検察問題では、
日本のマスコミがいかに官庁寄り、権力寄りの偏向した報道をしていたかが、
浮かび上がってきた。

そしてそれに最後のダメ押しをしたのは、
今回の大震災後の原発問題である。

どのマスコミも、異口同音に同じことを言っている。
「放射能が漏れているが、健康には影響しない」と。

明らかに経済産業省や東京電力から情報操作を指示されていることが、
素人目にもわかるほど、どのテレビ局も全く同じことを言っている。
見ていて気味が悪くなるほどだ。

原子力保安院の検査官が現地の劣悪な環境
(ベッド無しで床にごろ寝、シーツ1枚だけ、食事は粗末なものを1日2食だけ、風呂にも入れない)
をインタビューでレポートしても、
どのマスコミも、
「第一線で被害を食い止めている現場に対してそれはおかしい、
 国も東電も何をやってるんだ!」
とは全くと言っていいほど言わないのである。
ようやく昨日の報ステでチョコっと話があったぐらいである。

ここまで情報統制が徹底して来ると、本当に異常で、
北朝鮮の方が、情報統制しているとはっきりしている分、
マシという気がする。

もはや日本のマスコミの偏向報道は、全く信用できない。
海外メディアの公平・客観的な目で見た報道に頼るしかない。

今の状況を見る限り、「マスゴミ」と言う言葉は至当である。
日本に於いて、ジャーナリズムと言う精神は完全に死滅したと思うのは、
私だけであろうか。
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突然の山城シーズンの幕切れ [雑感]

この冬の城巡りは、小田原北条氏の本拠相模(神奈川)の攻略が目標だった。

先週、相模の主要な山城をほぼ踏破し終えたところで、
突然の幕切れを迎えた。

言うまでもなく、大震災によってである。

この冬の最終目標の玉縄城を訪れたのは、
震災のわずか2日前のこと。

そして本来は、玉縄城で神奈川方面は終わりにして、
今日全線開通した北関東道を使って、
秩父方面の山城の残りと、長野方面まで足を伸ばして、
このシーズンを終えるつもりでいた。

しかし今はガソリンの入手が極めて困難で、
余震も全く收まる気配がなく、
しかも工場や仕事のスケジュールが、震災とその後の計画停電によって総崩れの状況なので、
全く城歩きどころではなくなってしまった。

本当なら、4月頃でも山形の方にまた行けると考えていたが、
今や高速道路を使うことすらできない。

しかし相模の主要城郭(遺構の残っている城)をほぼ行き尽くせたのが、
せめてもの慰めだ。

これから先、どんな1年になるのだろう?
今までにも増して、先の見通しの効かない1年だ。
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プロ野球経営者のエゴ [雑感]

非常事態を目の前にして、
原発で放射能を浴びながら危険作業に従事する人達や被災地で懸命に助けあう人々など、
勇気づけられる素晴らしい話も多いが、
一方で唾棄すべき話も色々と出てきている。

ひとつは先日書いたような、割り込みオヤジのつまらない話だが、
もう一つ、プロ野球の話である。

この状況下で、セ・リーグは予定通り開幕?
それもナイター?
球団経営者は、気が狂ってるんじゃないか?
渡辺恒雄など、老害の最たるもの。
百害あって一利なし。早く消えてしまえばいい。
最低の話である。

開催強行すようなら、皆で入場ボイコットしよう!


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日本の政治の体たらく [雑感]

政治の話をブログなどに書くと、
どうしても読んでいる人との間に意見の衝突が生じやすいので、
あまり政治的な話題は書かないようにしてきたが、
最近の状況を見るにつけて、
どうしてもひとこと言いたくなってきた。

最近の日本の政治の状況はあまりにひどい。
決断力の乏しい菅内閣に、公務員人件費削減などの抜本的な問題の大胆な改善など、
望むべくもないことは周知の事実であるが、
菅内閣以上に周りの政治屋がひどすぎる。

殊に許せないのは小沢一郎とその手下ども。
完全にただの権力抗争じゃないか。
小沢一郎など、民主党総裁選で敗れて、
一兵卒になるとか言っておきながら、自ら党内分裂や倒閣運動を煽る始末。
完全に私利私欲である。

彼らには現在日本の置かれている危機的状況が
本当にわかっているのだろうか?
今は少しでも窮状を打破するために、
意見の違いに目をつぶって、菅内閣に一致協力して政策を進めるべきだろう。

それが、この体たらくである。

世間の一部に、小沢の実行力に期待する向きもあるが、
そんなものははかない幻想に過ぎない。
小沢がやるのは、一部の団体への利益誘導に終始する利権政治である。
それは彼のこれまでの政治手法を見ればよくわかることだ。

どうも、小沢の頭の中にあるのは票の獲得だけらしい。
票さえ稼げれば、財政が破綻しようと国際的信用を失おうと一向に構わないのだろう。
自分が権力を握って、手下どもを使嗾(しそう)して、
自分の都合のいいように国を動かす。
そうやって国を破綻させていく。
こうゆうのを「国賊」と言うのである。

それに踊らされて、親分のためなら国政を省みない下劣な手下ども。
小沢派なんて、次の選挙で残らず落ちてしまえばいい。

それから、周りの野党もひどい。
考えてるのはやはり自党の利益ばかり。
これまた国政を省みない身勝手さ。

今の日本の政治屋には、
かつての旧怨を忘れて同盟を結んで明治維新につなげた薩長の故事など、
思い浮かべられもしないのだろう。

私は別に菅内閣を積極的に支持しているわけではないが、
あれだけ袋叩きにされながらも平身低頭で
一緒に議論のテーブルにつきましょう、
修正協議にも乗る、と言ってるんだから、
野党も小沢派も、議論に乗ってやればいいじゃないか。

危機感もなく、権力抗争だけにエネルギーを費やす愚かな政治屋ども。
経団連が苦言を呈しても馬耳東風。
なんで大局でものを見れる政治家がいないのだろう。
このままでは国政の破綻も遠くはないだろう。

ただ一点、与謝野さんだけは、
今回の入閣の件でちょっと見直した。
批判を受けることを承知で火中に飛び込んだ気概は立派だと思う。

それと鳩山由紀夫は早く政治の舞台から消えてほしい。
あんたの並べるゴタクなんか、国民はもう誰も聞いちゃいませんよ。
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足利尊氏のこと [雑感]

石浜城の話の中で、尊氏再起の話が出たので、ちょっと尊氏について述べてみたい。

足利尊氏ほど、何度も大負けに負けていながら天下の権を握った人は、日本にはいないだろう。
(中国では漢の高祖劉邦がこれに近い)

最初の京都争奪戦では、
一旦入京したものの後醍醐天皇方の反抗に敗れて丹波経由で兵庫に逃れ、
更に兵庫でも敗れて、摩耶の山城に籠もって戦うかどうか討議されたほどであった。

また、弟の直義と争った観応の擾乱では、摂津打出浜の戦いで大敗し、
側近の高師直・師泰兄弟ら高氏一族を討ち取られてしまった。

その後、直義を鎌倉まで追撃した後、
関東の南朝勢力の蜂起によって生じた武蔵野合戦でやはり大敗。
鎌倉を放棄して石浜に逃れた。

以上のように、大きい負けだけでも3回もあるが、
その都度尊氏は不死鳥の様に蘇って最後の勝ちを掴んだのである。

それが特に水際立って素晴らしいのは、筑前多々良浜の合戦に至る経緯である。

尊氏は兵庫での大敗後、室泊で軍議を開き、
各地の足利方豪族に一族武将を配置して、他日の再起を期した。
この際の布陣の判断・決断は素晴らしく、その後山陽道に進撃した新田勢の進撃を食い止め、
反撃する態勢を整える時間を稼いだのである。
また、元弘没収地返付令を絶妙なタイミングで出すことによって多くの武家を味方に付け、
勝った後醍醐天皇方に奔る武家より、負けた尊氏方に奔る武士の方が多いという
異常事態まで現出した。
この点、民意に全く鈍感で、
空虚な論議のみを繰り返す現代日本の政治家の無能とは雲泥の差である。
そして自身は少数の兵を従えて筑紫に下り、少弐・大友らの鎮西諸豪を麾下に収めて、
多々良浜合戦の大逆転に繋げたのである。

兵庫で大敗してから再び京都へ向けて進撃するまで、その間わずか3ヶ月。
たったそれだけの間に、形勢を逆転させた手腕は並大抵のものではない。

巷では尊氏を評して、優柔不断とか、坊ちゃん育ちで周りのお膳立てで将軍になったとか、
あまり芳しいものではない。
しかし、いくら周囲の武将が優秀でも、
その進言の容れるべきものを容れ、捨てるべきものを捨てなければ、
こうも見事な逆転劇はありえないのである。

名将で、背水の陣の故事を生んだ韓信は、皇帝となった劉邦を評して
「兵に将たることはできないが、将に将たることができる。天下を取った由縁である。」
と述べたというが、それは尊氏にも当てはまるだろう。

尊氏の時には諸大名の勢力が強く、
室町幕府はその当初から有力守護大名による連合政権の色彩が強かった。
故に、将軍権力も微妙なバランスの上に立つ危ういものであり、
その統制力も弱く、前述のような尊氏評が多くなっている。

しかしその生涯の戦いを見れば、決して凡庸ではない、
傑出した武将であることがわかるのである。
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金星 [雑感]

通勤の車の中で、久しぶりにホルストの惑星を聴いた。
平原綾香が唄ったJupiterの原曲として知られる交響組曲である。

その中の第2曲「金星」は、緩徐楽章の形式をとり、
ヴィーナスという美の女神の名そのままの非常に美しい音楽である。

しかし実際の金星とは、そんな生易しい星ではない。
地表温度は400℃を超え、気圧は90気圧に及ぶ。
そして硫酸の雨が降る、正に地獄のような世界である。

これを明らかにしたのは、旧ソ連が打ち込んだ惑星探査機ベネラ・シリーズである。
ソ連は非常な執念を燃やして金星の地表の撮影を初めて成功させた。

なぜ金星の地表が、これ程過酷な状況になったのかを研究した結果分かったのが、
地球温暖化で騒がれるようになった「温室効果」である。
カール・セーガンを初めとする科学者によって1970~80年代に提唱されたものである。

金星は、わずかばかり地球より太陽に近く、
大気中の二酸化炭素が多かった為、天と地のような開きのある二つの世界(地球と金星)が
出現してしまった。

ホルストの金星を聴きながら、そんなことを思った今日この頃でした。
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アクトビラ [雑感]

ここ数日、毎日ホームネットワークの話ばかりで、
城めぐり記を期待してる皆様、申し訳ありません。
もうちょっとなので我慢して下さい・・・。

さて本題。
ネットワーク対応テレビがホームネットワークにつながったおかげで、
全然興味がなかったアクトビラが使えるようになった。

ちょっと使ってみると・・・。
おそい・・・。
次の画面が出るまでがすっごい遅いのである。
操作性は鈍重で、カーソルの反応も遅く、イライラしてくる。
PCみたくサクサク動いてくれないと、さすがにみんな見向きもしないだろーなぁ。

おまけにどのコンテンツも高いし。
ワーナーの映画なんて1000円以上もする。
だったら面倒でもレンタルビデオを借りた方がいい。
録画もできないし。

使い勝手も値段も今のままなら、
数年後、アクトビラが確実に世の中から消えるサービスであると確信した次第。
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BDのホームサーバー機能 [雑感]

ホームネットワークの構築によって、
1階のBDレコで録った番組を2階のテレビで見れるという、
ホームサーバー機能が使えるようになった。

しかし実際使ってみると、
このホームサーバー機能、結構使い勝手が悪かったりする。

まず、ホームサーバー機能で見ている番組を一旦停止(ポーズでなくストップ)すると、
レジューム機能が効かずに振り出しまで戻ってしまう。

それからチャプター機能は使えない。
早送りと巻き戻しだけ。

あとチャプター消去してCMカットした番組なんかでは、
カットしたはずの部分が1秒ぐらい残って再生される。
これはBDレコの機種にもよるバグみたいなもんかもしれない。

まぁでも、1階のBDレコを2階にいたまま遠隔操作して手軽に楽しめるんだから、
(それもBDの電源を入れに行く手間すらいらない)
その手軽さはロケフリの比ではない。
これ以上を望むのは贅沢というものだろう。
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AMAZONマジック [雑感]

昨日、AMAZON(USA)に注文していたCDがようやく届いた。
このCD、実は注文したのは去年の6月末である。
ず~っと長いこと、「すぐに発送できません。~ごろの予定です。」
というメールが数週間おきに届き、
そのたびに遅れの承認処理をして、しかたなく待っていた。

その内、「まだこの商品必要ですか?」と言うような、
人をバカにした様なメールまで届く始末だったが、
ずーっと延長したらどうなるのだろうと、
なかば興味本位で延長してきた。

もうほとんど入手はあきらめていたのだが、
3月中旬ごろになってから、突然「発送しました」というメールが飛び込んできた。

それがようやく届いたのである。
待つこと9ヶ月。
AMAZON、真面目にモノを入手して届ける気ないだろー、
なんて思っていたが、一応忘れてなかったようだ。

以前同じように発送日延長されたCDがあって、
そのときは半年たたずに入手をあきらめたが、
この分ならば、時間はかかっても入手はできるようだ。

ロングテール品は、売る側に利益をもたらすだけでなく、
買う側に入手の貴重な機会を提供してくれることが実験できた。
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無名の城の衝撃 [雑感]

山城を歩いていると、
ネットや日本城郭大系でもほとんど記載の無い、
無名の城に行くことがある。

ほとんど情報が無いので、登り口すらよくわからない。
城めぐりの猛者は、自治体の文化財課などに電話したりして情報収集しているが、
不精な私は、そんなこと一度もしたことが無い。
で、現地に着くと適当に当たりをつけて登ることになるが、
途中の不安は大きい。
この先に本当にまともな城郭遺構があるのかどうか?
道は合っているのか?

しかし、そんな不安を抱えながら山を登った先に、
想像もしていなかった良好で規模の大きい遺構に出くわすと、
そのときの感動といったら、この上ない。
この先1ヶ月は幸せな気分でいられるぐらいの衝撃である。

そんな城は、感動のあまりブログにつける星の数も、
やや甘めになる。
布袋ヶ岡城岩部山城がそうだった。

今日も、運良くそんな城にめぐり合った。
諏訪山城という城だが、なんでこれが無名なのか、
不思議なくらい素晴らしい遺構だった。

先日違う城が大ハズレで、
藪だらけでほとんど前が見えないし、草木が顔面に当たって鼻血出すし、
それでも堀切3本見つけたが、縄張は藪でさっぱりわからず。
今日も、藪だらけだったら困るなー、堀切の2~3本でも見つかればいいか、
ぐらいの感覚だったが、
うれしい大誤算だった。

これでしばらくハッピーな気分でいられそうだ。
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寝台特急「北陸」廃止 [雑感]

北陸001.jpg←「北陸」と「能登」(2003年9月)
もう1ヶ月近く前の話になるが、
今年3月のJRダイヤ改正でまた寝台列車が廃止になるという報道があったのを思い出した。
上野~金沢間を結ぶ寝台特急「北陸」である。

北陸には過去に2~3度乗ったことがある。
北陸でうれしいのは、B寝台と同料金で個室に乗れる「ソロ」があることと、
シャワールームがついていることだ。
たまに乗ると、うれしくてウキウキしてしまったものだ。

ただ、今の世間相場からすると、寝台料金が高い!
B寝台で6000円以上もするのである。
それで設備が割りとショボイから、(当然インターネットなんか入るわけないし)
利用客が減るのも当然だよなぁ。

室内をもっと木を使った情緒あるものにして、
ネットも地デジも入るようにして、
それで値段を半分の3000円程度にすれば、
かなりの乗車率が見込めるだろうに・・・。

JRも、経営効率一辺倒でなく、
旅心をくすぐるような列車、特に寝台特急をもっと増やしてくれればいいのにと思う。
今は現役世代よりリタイヤ組の方が金持ってるから、
そういう列車が増えれば、結構みんな乗ると思うんだけどなぁ。
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セルフレジ [雑感]

今週月曜の会社帰りに、近くのスーパーに寄ったら、
レジの一部にセルフレジが導入されていた。

ものは試しでトライしてみたが、
初めてなので勝手がよくわからない。
それでもちょっと時間掛けて何とかこなしたが、
バーコード読んだものからレジ袋に入れていかないとさばきにくいので、
通すものの順番を考えるのが難しい。
まぁ、慣れれば何てことないのだろうが・・・。

それにしても味気ないものだ。
もう何十年も前にスーパーのレジ係が
袋詰めをしてくれなくなって、
自分でレジ袋に品物を入れないといけなくなった時も、
同じように味気なく思ったものだ。

経営効率ばかりを優先して、
ホスピタリティとか人同士のふれあいとか、
そういうものをバンバン切り捨てていく最近の日本の企業風土には
大きな違和感を感じざるを得ない。

こうした企業の経営体質が、
日本社会に巣食う病巣をより深刻なものにしていっている要因の一つであることは、
近年の自殺者の増加を見れば明らかなことだ。
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F1へのパッション [雑感]

今日、トヨタがF1撤退を発表し、
先日のブリジストンのタイヤ供給撤退と合わせて、
日本メーカーがF1から姿を消すことが確定した。

まぁ、私はトヨタは元から好きではないし、
(なによりクルマ造りの姿勢が気に食わない。
ただ大衆受けして売れればいいというクルマが多すぎ。
トヨタ好きの人、トヨタに乗っている人、ごめんなさい・・・。)
今回の撤退も、トヨタのF1にかけるパッションが結局ちょっと欠けていたんだな、
と感じただけである。
(チーム代表の山科さんだけは、がんばっていただけにかわいそうに思うが。)

対照的なのはフェラーリで、
その存在は、F1ではすでに生きる伝説となっているといっても過言ではない。

先日、カーグラフィックTV25周年のフェラーリ特集の末尾、
CGの田辺さんが、
「唯一、現代F1を最初から一度も絶やさずにやっていることって、
それだけでもすごいことでしょ。そんな会社、ありえない訳ですよ。」
とフェラーリのことを言っていたのが、思い起こされる。

他の大メーカーは、BMWにしろトヨタにしろ、
そしてあのホンダでさえ、結局自分を市場にアピールする場としてしか
F1を捉えていなかった。

そんな中で、唯一、フェラーリだけが、
真のパッションを持ってF1に参戦し続けている。
それは亡きエンツォから代々受け継がれてきた、
フェラーリにとって最も大切な伝統なのだろう。

今回の相次ぐ大メーカーの撤退報道を聞いて、
田辺さんの先ほどの言葉を身にしみて感じた。

こんな苦難の時代でも、その火を絶やさず乗り越えたチームだけが、
次の時代へ伝説を語り継ぐ存在となれるのだろう。



タグ:F1
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大モンゴルの世界 [雑感]

10月に私が約10年間待ち望んでいたドキュメンタリーが再放送された。
かつてNHKで放送された「大モンゴル」である。

最初に放送されたのは1992年ということだが、
当時まだ放送されたのを知らなくて、
大都の復元CGが放送された回だけ、
たまたま見ることができた。

そしてようやく10年ほど前に再放送されたのだが、
これまた気付いたのが遅くて、録画できたのは第2回から第4回までだけ。
最終の第5回は録り逃してしまった。
以来、ずーっと再々放送されるのを待ち望んでいたのだが、
それをようやく全て手元に録り揃えることができた。

やはり本で読むのと映像で見るのとは大違いで、
イラン高原に勢力を持っていた教団イスマーイール派の城塞など、
比高300mの断崖上に築かれた要塞で、
ほとんどロッククライミングのようにしないと登れない要塞だ。
日本の峻険な山城も、楽勝に思えてしまうほどである。

また、フレグ・ウルス(俗に言うイル・ハン国)で書かれたフランス王への親書は、
ペルシャ(現在のイラン)で書かれたモンゴル語の手紙に、漢文の玉璽が押されているという、
世界帝国モンゴルの広がりをそのまま形にしたような印象深い手紙だった。
そして最後まで残ったチンギス裔による国家、クリミア・ハン国の城塞など。

しかし今回よくわかったのが、決してモンゴルは一過性の嵐ではない。
その後の世界の歴史に大きな影響を与え続けたということだ。

先月、「大モンゴル」が放送されるのと相前後して、
岡田英弘氏の書いた「モンゴル帝国の興亡」という本を読んだが、
岡田氏の言うモンゴル帝国とは、1300年代に分散消滅したモンゴルではなく、
はるか後代まで続いたモンゴル勢力全てを指していた。

日本の中学・高校で習う世界史は根本的に間違っていて、
かつて中世までは世界の中心がアジア・中東であったことを忘れて、
西洋中心主義に凝り固まっているのだが、
モンゴル帝国についても、中国で明が元を駆逐して、
それで終わったかのように教えている。

しかしそれはとんでもない間違いで、
モンゴルは中国を放棄しただけで、
中国北方の草原地帯で、相変わらず強大な勢力を保持し続けていた。
ただかつてのまとまりは失われていて、
チンギス裔やそれを戴く有力者が群雄割拠するようになっていた。

そして世界各地で後に続く国は、みなモンゴル帝国の勢威を背景に成長した。
ロシア帝国、ティムール帝国、そして清王朝。
これらの国ではモンゴルの有力者がそのまま王朝の貴族層として勢力を持っていた。
イワン雷帝などは、自己のモンゴル(ジョチ・ウルス)の後継者という正当性を確立する為か、
一旦、チンギス裔の貴族に譲位したりしている。

遥か時の彼方に消えたように見えるモンゴル帝国の残影は、
現在の歴史の裏側にしっかりと残っているのである。

また、やらかしよった。 [雑感]

あ~あ、NHKまたやらかした・・・。
先週も書いた大河ドラマ「天地人」である。

慶長出羽合戦の最後の見せ場。
兼続の歴史に残る見事な撤退戦である。
歴戦の謀将、最上義光すら舌を巻いたという、見事な引き陣であったと伝えられる。

これを描かなかったら、いったい兼続のなにを描くんだぁ?
というぐらい、重要な見せ場であるはずなのですが・・・。
(なにしろ兼続が指揮した戦で、はっきり歴史に残っているのはこれぐらいなもん。)

ふっふっふ、これはまたしてもやられたな、
というぐらい、NHKは見事に肩透かしを食らわせてくれました。
見事な撤退戦のことは、まったく話にすら出てきませんでした。

結局、妻夫木兼続は、若造のくせにいきがって家康に反抗して、
見事に裏目に出た、ただのアホで終わるようです。
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二つの関ヶ原 [雑感]

「天地人」で、とうとう慶長出羽合戦が取り上げられた。
(なんだかんだ文句言いながら一応見てたりする。)

ところが!

直江兼続を語るには避けて通れない、
物語のクライマックスのはずだが、
どうも描き方がピリッとしない。

庄内、上山口からの進撃と連動した3方面同時侵攻の戦略構想はもちろん、
畑谷城の激戦も一切語られず。
それどころか、長谷堂城合戦での最上方の善戦など、
その描写も説明もない。

長谷堂城も、せっかくCGで描くんだったら、
山形市のパンフに載っているような、
きちんとした考証に基づいたものにすればよかったものを・・・。

結局見終わって多くの人が持つであろう感想は、
終始、小城の長谷堂城を囲んでいたが結局為す術なく抜けなかった、
何だだらしない、ということに尽きるのではないだろうか。

また、関ヶ原本戦での小早川の寝返りについても、
心理描写がものすごく皮相的。

脚本、演出など、大河ドラマを作るスタッフ陣も人がいなくなったなぁ、
と思ったしだいでした。
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ある派遣社員の実例 [雑感]

昨今の厳しい景気の中で、
派遣社員に対するセーフティネットや、製造業での派遣規制が叫ばれているが、
つい最近、私の職場であったある実例について。

ここ最近、急に製造量が増えてきて、
製造現場の人員が足りなくなってきたので、
派遣さんを新たに雇い入れた。
8月の頭のことである。

数日間の実習を経て、
製造の交代勤務に就いた。
そして、お盆明けの今週、
作業中に手を軽く切る怪我をした。
いわゆる赤チン災害である。

その翌日、怪我の影響で休みを取った。(赤チン災害程度で休みかよ!)
その後、どういう経緯があったか知らないが、
昨日付けで、本人の希望により退職。(ただし、現場でのイジメはない)

途中、お盆休みが入っているので、
実勤務日数としては、実質1週間程度である。

どう思いますか、皆さん。
私は派遣社員に対する蔑視や差別感情を持ってるわけでもないし、
今年の3月に、景気悪化で多くの優秀な派遣さんが
職場から追われていく悲しい現実を目の当たりにしてきた。
だから、一生懸命、責任感を持って仕事している人を、
理不尽にクビを切ることのできる現状には、
大きな問題があって、何らかの規制が必要だと思っている。

でもその一方で、現実にこういう無責任な派遣さんもいるのである。
正社員だからと言って、無責任な人がいないわけではないが、
やはり登録型派遣の人の方が、比率的にそういう無責任な人が多い。

働きたくても働けない、かわいそうなまじめな派遣さんがいる一方、
仕事をなめてんじゃないの?っていういい加減な派遣さんがいるのも事実。

こういう一部の無責任な人間がいるせいで、
派遣社員の地位向上はなかなか進まないだろう。

派遣さんの地位向上のためには、
単に雇い入れる企業側の規制を強化するだけではなくて、
すぐ職場を辞めるような無責任な人に対して、
何らかのペナルティを課すことができるようにすることも必要ではないだろうか?
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西国城郭の石垣 [雑感]

最近、西日本での集中豪雨による水害や、
静岡の中規模地震の話題が続いている。

その中で、駿府城の石垣が崩落したのは、
城郭好きとしては最大の凶事であった。

また話題にはなっていないが、
西国の山地に築かれた山城も、
人知れず土砂崩れで一部崩壊しているかもしれない。
かつては、北陸で一乗谷城が崩れていたことがあった。
(正確には山道が崩壊して道が途絶していたので、
 城の損傷具合は不明だが・・・)

さて、そんな中でふと思い当たったこと。

西日本には台風が多く、梅雨も土砂降りのような降り方が多く、
城郭にとっては厳しい条件だ。
土塁は崩壊しやすいだろう。
そうか!
西国の城に石垣が多いのは、
大雨で土塁だと崩れやすいからではないか?

石垣ならば、排水対策さえしていれば、
かなり崩落は防げるはず。

最近の異常気象の中でも、
城のこと考えている馬鹿な城好きでした。
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言い訳 [雑感]

ここしばらく今年の初春に行った、山形の城をUPしてきた。

中でも特に、最上義光を上杉(直江兼続)が攻めた、
慶長出羽合戦に登場する城郭が多かったのに気付かれた方も多いと思う。

しかし決して大河ドラマ「天地人」をやっているから、
慶長出羽合戦の城を巡った訳ではない。
私はもともと最上氏が好きなのである。

それはともかく、この「天地人」というドラマ、何とかならないものだろうか。
時代考証はめちゃくちゃだし、理由もなく兼続がモテまくるだけの訳のわからない話だし。
(一応城郭チェックの為、1.5倍速&早送りで見ているが・・・)

おかげで、
時代考証を無視したドラマ設定の中で、
こざかしく動き回る前髪垂れた妻夫木兼続を見ていたら、
兼続が嫌いになってしまった。
最近では主君景勝と話すのは、国の行く末より専ら家庭の話ばっかりで、バカ丸出し。
本当はもっとまともな知将だったろうに・・・。

そうそう今日の伊達政宗もひどかった。
仮にも奥州の名門伊達家の当主なのに、あれじゃただのヤンキーのあんちゃん。
天下に謳われた「伊達者」でしょ?
もっと派手で、それでいてフォーマルな衣装こそ政宗にふさわしいはず。

Gacktの長髪謙信とか、若い女性に媚を売るような大河ドラマが多いが、
こんなことならNHKの大河ドラマはもうやめた方がいいと思う。
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今年のF1には困ったものだ・・・ [雑感]

先週末トルコGPがあったが、
またブラウンGPのバトンが優勝した。

これで7戦中6勝。
圧倒的な強さだが、なんか変。

そもそもフェラーリとマクラーレンがあまりに悪すぎる。
特にマクラーレン。
昨年のワールドチャンピオンが、予選の第1ステージで消えてしまうゼッ不調。

フェラーリはまだいいが、それでも優勝争いには程遠い。

それもこれも、おそらくKERSのせいなのだろう。
かつてのターボのように、数年立てばかなり戦闘力のあるシステムになるのだろうか?
でも今後のレギュレーションがどうなっていくのか不透明だし、
どこまで活きたシステムになるのだろう、KERSって。

去年の方がレースが面白かったなぁ・・・。
タグ:F1
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戦国北条の一族 [雑感]

この冬の城巡りの目標の一つは北条系城郭を巡ることであった。

私の一番好きな戦国大名は、小田原北条氏である。
始まりは、NHK大河ドラマで武田信玄が流れていた時のこと。
杉良太郎演じる北条氏康が、めちゃくちゃかっこいい!
貫禄十分で、これぞ御館様。

それはともかく、
戦国下克上の動乱を自ら先頭に立って呼び込んだ一代の傑物、
北条早雲にはじまる北条氏には目を見張る優れた特徴がある。

一つは、高度な政治システムとそれに立脚した優れた内政である。
評定衆という合議体による政治決定システムは、
そのまま徳川幕府に引き継がれることになる。
また、他国より低い年貢率、目安箱による民意の吸収など、
何より民政面においてどこよりも革新的な戦国大名であった。

もう一つ、重要なことがある。
北条5代100年の治世において、
お家騒動が一度としてなかったのである。

中国北半を凌駕した金王朝の完顔氏がその草創期、
「兄弟叔姪、心を同じうし力を合わせて土彊を開き、絶えて猜忌の状なし。」
と史書にたたえられるが、
それはそのまま北条氏に当てはまる。

当主は嫡子にあらかじめ当主の座を譲って隠居し、
嫡庶の区別を明確にしたため後継争いが起こることはなかった。
兄弟は一丸となって宗家を助け、一度として反を謀ることがない。
あの小田原の役の苦境にあっても、である。
ゆえに領国は安定し、
謙信亡き後の後継争いに揺れる越後や、
代替りでの家臣団の移譲に失敗した甲斐を尻目に、
着々と勢力を拡げ続けた。
関八州の制圧に、あと一歩のところまできていたのである。

武田勝頼が、上杉景勝の支援さえしなければ、
歴史の行方は大きく変わっていただろう。

北条氏は新興勢力ながら関東戦国の動乱期を、
軍政両面で常にリードしていたのである。
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山城はスポーツだ! [雑感]

昨日、今年初めて長野の城を攻めた。
北信の雄、村上義清の葛尾城の支城巡りである。

普通の山城は比高100~200m程度がほとんどなのだが、
長野はハードな山城が多く、
比高300m超なんてのはザラ。
今回も比高400m近いのを連チャンで攻めたのである。
結局1日でTOTAL1000mオーバーの山登りであった。

長野の山城巡りはまさに全身運動。
例えば狐落城の急峻な坂をロープを伝って昇り降り。
枯葉や蔦に足を取られてすっ転べば、
まるでスノーボードでこける様なもの。

さすがに今日は筋肉痛だ。

おまけに長野の山城の攻略方法を事前に検索したら、
一番参考になったのは、
なんと「長野県山岳ガイド」という山岳登山者ご用達のサイト!
世界が違うやんけ!

カンペキに山城巡りはスポーツだ!
リフトがない分、スノボーよりハードかも。
以前、城巡りのことを一部でキャッスリングというのだと紹介したことがあったが、
確かにそのとおり。
言い得て妙とはこのことか。
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