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ヌオーヴォ城(イタリア/ナポリ) [ヨーロッパの城郭]

IMG_7634.JPG
 ヌオーヴォ城[Castel Nuovo (Ita.)]は、1279年から3年の歳月をかけてアンジュー家のシャルル・ダンジュー(シチリア王カルロ1世)によって築かれた。城の名は直訳すると「新城」で、これはサンタルチア港の小島に築かれたカステル・デッローヴォ(卵城)[Castel dell'Ovo (Ita.)]に対して新しい城という意味である。1443年、アラゴン王家のアルフォンソ5世がナポリを攻略してヌオーヴォ城に入城し、ナポリ王となった。アラゴン家支配時代にヌオーヴォ城は大改修を受けた。その後、スペイン統治・オーストリア統治・ブルボン朝統治・ナポレオン統治を受けた。こうして1815年までナポリ王の居城として続いた。
 ヌオーヴォ城は、港湾都市ナポリの玄関口にそびえている。幾多の戦いを繰り広げた城であるため、北面の城壁には砲弾(投石?)が当たった跡も残る。外郭や稜堡式の塁線はなく、複数の円形の塔を組み合わせた、ヨーロッパ中世の城の形態を留めている。
砲弾の跡の残る北側城壁→IMG_7623.JPG

 場所:https://goo.gl/maps/1EyaugUUtV82


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サンテルモ城(イタリア/ナポリ) [ヨーロッパの城郭]

IMG_7647.JPG←丘上にそびえるサンテルモ城
 サンテルモ城[Castel Sant'Elmo (Ita.)]は、ナポリを支配したなアンジュー家によって築かれた、ヴォメロの丘に立つ要塞である。創築は1275年、シャルル・ダンジュー(シチリア王カルロ1世)の時代とされる。その後14世紀に入ると、ロベルト1世(賢明王)によって整備拡張された。16世紀にスペイン人がナポリを支配すると、1537~47年にトレドの総督ドン・ペドロによって、星型の稜堡式城郭へと改修された。
 サンテルモ城は、ナポリの港町からよく見える高台にそびえている。時間がなかったので、実際に行くことはできなかったが、稜堡式の城壁が遠目にもよく見える。

 場所:https://goo.gl/maps/Qo6GHsHkLGs


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ユリウス2世城(イタリア/ローマ) [ヨーロッパの城郭]

IMG_7249.JPG←西面の城壁
 ユリウス2世城[Castello di Giulio II (Ita.)]は、後にローマ教皇となったオスティア枢機卿ユリウス2世によって、1483年に建造されたオスティアの要塞である。その後、フランス・スペインの紛争の中で、1556年にユリウス2世城はスペイン軍によって包囲攻撃を受けた。18世紀には城は納屋として使われ、その後、古代オスティアの発掘に従事した強制労働者のための刑務所になった時期もあったと言う。
 場所は、オスティア・アンティカ遺跡の入口手前にある。城自体は小さく、円形の塔を有した小城砦である。
北東側から見た城壁→IMG_7243.JPG

 場所:https://goo.gl/maps/8SKSATS47uu


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サンタンジェロ城(イタリア/ローマ) [ヨーロッパの城郭]

IMG_6497.JPG←内郭の城壁
 サンタンジェロ城[Castel S. Angelo (Ita.)]は、ローマ教皇により築かれた城砦。その名は、直訳すれば「聖天使の城」である。1534年に教皇に選出されたパオロ3世は、長らく廃墟と化していたローマ市の再建に着手し、その一環としてA.D.123年に築かれて残っていたハドリアヌス廟を城砦兼貴族の邸宅として改修した。内郭は高い城壁で囲まれた要塞で、その周囲に稜堡式の星型外郭と空堀を有している。
外郭の空堀と城壁→IMG_6492.JPG
 場所:https://goo.gl/maps/fMrfMKBDSZD2


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アウレリアヌス城壁(イタリア/ローマ) [ヨーロッパの城郭]

IMG_6308.JPG←北東部の城壁
 アウレリアヌス城壁[Mura Aureliane (Ita.)]は、古代ローマ帝国の城壁である。AD3世紀にローマ皇帝アウレリアヌスが建造した。ローマ帝国の勢力拡大に伴ってローマ市街が膨張を続けた結果、セルウィウス城壁に全く納まりきらなくなった街を外敵から防衛するため、全長19km、高さ6.5mの城壁が築かれた。100ローマン・フィート(約30m)毎に方形の塔が建てられている。中華帝国で言う「馬面」に相当する。城壁の多くがローマ中心地を取り巻くように残っている。全部見て回るのは、短時日では困難。また城門も多く残っていて、それが街と同化して残っているのが絶妙である。日本の近世城郭の石垣が街中に残っているのとは、また趣を異にしている。城壁はレンガ(現地解説板には”brick-faced concrete”とあるが)積みで構築されているが、よく見ると同じ位置でも積み方が異なっていたり、レンガの大きさが途中で変わっており、近代に至るまでの1800年の間に何度も繰り返し補修され、使い続けられてきたことがわかる。謂わばツギハギだらけの城壁である。また城壁の一部は、水道橋を兼用している。それにしても、これほどの大規模な遺構がこれだけ広範囲に残っているとは、驚くばかりである。日本ではあまり認識されていないが、ローマは世界有数の城郭都市であった。


トラムとマッジョーレ門[Porta Maggiore]↓
IMG_8064.JPG
 場所:https://goo.gl/maps/YTWTFPKt12F2

IMG_8108.JPG←東端部の城壁内側


アジナリア門[Porta Asinaria]とサン・ジョヴァンニ門[Porta S. Giovanni]↓
IMG_8121.JPG
 場所:【アジナリア門】https://goo.gl/maps/47D7qMLoDiM2
    【サン・ジョヴァンニ門】https://goo.gl/maps/oJgNNc4NwT92


IMG_8166.JPG←南東部の城壁


サン・セバスティアーノ門[Porta S. Sebastiano]↓
IMG_8200.JPG
 場所:https://goo.gl/maps/RvCaVsTHkvj


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セルウィウス城壁(イタリア/ローマ) [ヨーロッパの城郭]

IMG_6290.JPG←テルミニ駅前に残る城壁
 セルウィウス城壁[Mura Serviane (Ita.)]は、王政ローマの第6代の王、セルウィウス・トゥッリウスによって築かれた、ローマ市街を守る城壁である。全長11kmに及び、紀元前4世紀より建造が進められた。城壁は背後に土盛りで補強し、城壁の前面には幅30m以上の堀が穿たれていたらしい。最も大きな遺構はローマ中心のテルミニ駅前にある。またテルミニ駅地下街にも発掘された城壁の一部が展示されている。
駅地下の城壁展示→IMG_7676.JPG
 場所:https://goo.gl/maps/L2M3zRTZ5Pz

IMG_6691.JPG←ガッリエヌスのアーチ
 またセルウィウス城壁の城門の一つ、エスクイリーナ門[Porta Esquilina (Ita.)]は、現在はガッリエヌスのアーチ[Arco di Gallieno (Ita.)]と呼ばれ、帝政ローマの時代に改修されて残っている。尚、ガッリエヌスのアーチのある付近は、ちょっと街が荒れてスラム化している雰囲気があるので、治安には注意が必要。一人で歩き回るのは避けた方が無難。

 場所:https://goo.gl/maps/NJcnkdKbXkH2


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