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石倉城(群馬県みなかみ町) [古城めぐり(群馬)]

IMG_0823.JPG←主郭背後の浅い堀切
 石倉城は、1478年に平井城主・関東管領上杉顕定が故郷の越後との中継地として清水街道沿いに築いた城と言われている。この頃越後では顕定の弟の越後守護上杉房能と守護代・長尾為景との抗争が続き、1507年に房能は敗死した。1509年、弟を討たれた顕定は子の憲房と共に、白井・沼田を落し、更に為景を越後に攻め、一旦は為景を越中へ追放した。しかし、1510年の長森原の戦いで高梨政盛に敗北した顕定は自刃し、石倉城も廃城となった。

 石倉城は、利根川西岸の2つの細流に挟まれた段丘上に築かれている。先端に主郭を置き、横矢の掛かった堀切を挟んで西に二ノ郭が広がっている。但し堀切は小さく、深さ1m程しかない。主郭側には低土塁が堀に沿って築かれている。主郭先端は東に細く伸び、やや傾斜して端部が断崖に面している。二ノ郭は大半が畑となっており、平場以外に明確な遺構は見られない。関東管領が築いたにしては随分とささやかな城で、元々土豪の城であったものを越後への中継拠点として利用しただけなのかも知れない。

 お城評価(満点=五つ星):☆☆
 場所:https://maps.gsi.go.jp/#16/36.746794/138.978724/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1


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