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有馬城(群馬県渋川市) [古城めぐり(群馬)]

IMG_6644.JPG←主郭西側の空堀
 有馬城は、歴史不詳の城である。利根川西岸の282.1mの段丘先端部に築かれている。北東端に主郭を置き、西と南に空堀を穿ち、外周にニノ郭を廻らした縄張りとなっている。しかしニノ郭は農地や工場・民家などに改変されており、西側に段差や土塁状の土壇が見られるが、どこまでが城域であったかも定かではなく、主郭南側の空堀もほとんど隠滅している。主郭は全体に薮が酷く、踏査が大変である。それでも西側の空堀は確認でき、主郭の北東側に腰曲輪が1段築かれているのが確認できる。主郭の北辺は大きく内側に湾曲し急崖に面しており、『日本城郭大系』の縄張図とは、主郭の形状は異なっている。昭和20年代の航空写真では、大系の縄張図に近い形状が見えるので、豪雨などで崖が崩れたものの様である。縄張図にある南東部の張出し部は薮が酷くて形状が確認できない。ニノ郭西側に描かれている馬出しは、前述の通り既に湮滅している。有馬城は、遺構の残存状況があまり良くなく、縄張り的に目立った特徴もなく、おまけに薮城なので、薮を強行突破してまで無理して行く城ではなかったのが残念。

 お城評価(満点=五つ星):☆☆
 場所:https://maps.gsi.go.jp/#16/36.466352/138.993659/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1


関東の名城を歩く 北関東編: 茨城・栃木・群馬

関東の名城を歩く 北関東編: 茨城・栃木・群馬

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 吉川弘文館
  • 発売日: 2011/05/31
  • メディア: 単行本


タグ:中世崖端城
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