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箱田城(群馬県渋川市) [古城めぐり(群馬)]

IMG_2676.JPG←南西辺の横矢の張り出し
 箱田城は、戦国時代に上野守護代で白井城主であった白井長尾氏の出城として、箱田地衆によって築かれたと考えられている。しかし詳細は不明である。
 箱田城は、標高208mの独立丘陵である城山に築かれている。曲輪の規模は大きいが単郭の城で、南西辺で横矢の張り出しを持ち、主郭外周に土塁と空堀が築かれている。空堀は全周しているわけではなく、一部は腰曲輪となっている。主郭内には「たちばなの郷 城山」と言う温泉施設が建っているが、周囲の遺構はよく残っており、城址標柱・解説板の他、大手・搦手等の表示もある。その為、草枯れにはまだ早い初秋の時期でも訪城でき、遺構の損壊が少ないやり方に好感が持てる。縄張り・立地など真壁城と似ており、同じ築城主体であった可能性が考えられるが、なぜ至近に似たような城を築いたのかは不明である。真壁城の項でも記載した通り、恒久的な城と言うより、臨時の陣城や作戦上の物資備蓄基地の色彩が強いように思われる。

 お城評価(満点=五つ星):☆☆☆
 場所:https://maps.gsi.go.jp/#16/36.462340/139.041038/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0f1


山内上杉氏 (シリーズ・中世関東武士の研究)

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タグ:中世平山城
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