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志久見館(内池館)(長野県栄村) [古城めぐり(長野)]

IMG_0904.JPG←内池八幡社の祠と館跡の石碑
 志久見館は、内池館とも言い、この地を本拠とした市河氏の館であったと推測されている。市河氏は、元は甲斐国市川郷を本貫とする土豪で、鎌倉中期以降に中野氏から志久見郷を手に入れた。1333年の新田義貞による鎌倉攻めの際には、志久見郷地頭の市河助房の代官として市河助泰が参陣したことが、義貞の証判を得た着到状によって知られている。その後、南北朝期から室町期にかけて勢力を拡大した。戦国期には当主市川藤若(市河房幸)が武田氏に仕えた。市河氏は、武田氏が滅亡すると上杉氏に服属し、上杉氏が会津に移封となると、それに従ってこの地を離れた。

 志久見館は、平坦な台地上の中程に位置している。台地上は現在一面の水田に変貌しており、遺構は完全に湮滅している。僅かに内池八幡社の祠と館跡の石碑と解説板が立っているだけである。かつては土塁と堀で囲まれた2つの曲輪で構成されていたらしいが、往時の面影は微塵もない。

 お城評価(満点=五つ星):☆
 場所:https://maps.gsi.go.jp/#16/36.979089/138.581661/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0f0


戦国大名武田氏の戦争と内政 (星海社新書)

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タグ:居館
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