So-net無料ブログ作成

黒沢氏居館(宮城県石巻市) [古城めぐり(宮城)]

IMG_9742.JPG←標柱の建つ居館跡付近
 黒沢氏居館は、御館・紅梅館とも呼ばれ、1723年に黒沢俊栄が中津山三千石の領主となって以降、その歴代の子孫の居館であった。黒沢氏の事績についてはよくわからないが、伊達家の家臣だったのだろう。黒沢氏7代150年の居館で明治維新まで存続した。尚、館の近くに矢の目という集落があり、名取郡矢の目足軽20人が黒沢家の御予け足軽として置かれた所と伝えられる。矢の目足軽については、下野郷館の項に記載する。
 黒沢氏居館は、室町時代に中津山氏が居城した中津山城(大館城)の一郭に相当する場所に築かれたらしい。細長い丘陵の上に位置し、屋敷は方1丁あったと伝えられる。往時は豪華な館や追手門が建っていたが、明治初年に焼失してから畑地と化したと言う。河北地区の『ふるさとの文化財』(昭和47年)という文献によれば、「紅梅の老木と物見櫓のあった高台がわずかに昔の面影を留めている」と記載されているが、現状ではよくわからない。おそらく既に湮滅してしまっているのだろう。標柱だけは民家の庭先にあり、居住者の了解を取って写真だけ撮らせてもらった。

 お城評価(満点=五つ星):☆
 場所:https://maps.gsi.go.jp/#16/38.560650/141.253774/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0f0


仙台藩ものがたり

仙台藩ものがたり

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 河北新報総合サービス
  • 発売日: 2002/06
  • メディア: 単行本


タグ:居館
nice!(6)  コメント(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー