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和田下之城(群馬県高崎市) [古城めぐり(群馬)]

IMG_8760.JPG←主郭北西角の横矢張り出し部
 和田下之城は、和田城(高崎城の前身)の支城である。1561年、関東管領山内上杉憲政没落後の上州で上杉方として孤軍奮闘していた箕輪城主長野業政が病没すると、和田城主和田業繁は武田氏に降り、出城として和田下之城を築き、弟の正盛を城代として守らせた。その後、長篠の戦いで武田勢が大敗を喫すると、業繁も戦傷が元で死去した。1582年に武田氏が滅亡すると、上州は織田信長、北条氏と支配者が変転し、正盛の子正直は北条氏直に仕えた。1590年に北条氏が滅亡すると、城は廃された。

 和田下之城は、JR高崎線のすぐ北側にあり、現在は一面の住宅地となっている。従って、遺構はほとんど湮滅している。しかし主郭北西部には下之城町児童公園があり、奥に城址石碑と解説板が建っている。その東側には主郭北西角の土塁と堀跡が残り、わずかな横矢張り出しも確認できる。この他、町内には堀跡が水路となって残っており、概略の往時の縄張りを追うことができる。かなり残念な状況ではあるが、水路が縄張りの名残を残しているだけマシであろう。
北郭北西角の堀跡の水路→IMG_8782.JPG

 お城評価(満点=五つ星):☆☆
 場所:http://maps.gsi.go.jp/#16/36.309497/139.030287/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0f0


関東の名城を歩く 北関東編: 茨城・栃木・群馬

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  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 吉川弘文館
  • 発売日: 2011/05/31
  • メディア: 単行本


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