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磯辺館(茨城県古河市) [古城めぐり(茨城)]

IMG_5349.JPG←北辺の土塁と空堀
 磯辺館は、古河公方家の重臣で水海城主簗田氏の家臣岩瀬豊前の居館である。小田原北条氏滅亡後、簗田氏は関東に入部した徳川家康に召し出され、徳川家旗本となった。簗田氏は1615年の大阪夏の陣に出陣し、当主簗田貞助が討死すると、岩瀬豊前はこの地で帰農したと言う。
 磯辺館は、国道354号線のすぐ南に隣接している。単郭方形居館であったと考えられ、北辺と西辺の土塁・空堀が、L字状に残っているのが車道からでもよく見える。国道なので、それなりに交通量が多いのだが、民有地であるためか(現在でも岩瀬氏の後裔の方の住居である)史跡指定されておらず、解説板もないので、ここを通る人の多くが城館遺構だとは知らないであろう。遺構が立派なだけに何となく残念である。
 尚、磯辺館から南南東500m弱の位置に簗田氏の歴代墓所(安禅寺)があり、簗田氏に所縁深い地であったことが窺われる。

 お城評価(満点=五つ星):☆☆
 場所:http://maps.gsi.go.jp/#16/36.168082/139.738970/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0f0
タグ:居館
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