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鳥名木館(茨城県行方市) [古城めぐり(茨城)]

IMG_4682.JPG←主郭先端の櫓台
 鳥名木館は、大掾氏の一族で手賀城主手賀氏の庶流鳥名木氏の居城である。鳥名木氏は鎌倉中期にこの地に入部して以来、戦国末期までこの地を支配した。1591年、佐竹氏による「南方三十三館の仕置」で鳥名木氏も滅亡した。しかしその子孫は残り、江戸時代には麻生藩新庄氏に仕えた。尚、鳥名木家に残る1297年の譲状を始めとする古文書群は、「鳥名木家文書」として県指定の文化財になっている。

 鳥名木館は、霞ヶ浦東岸の比高30m程の台地上の、やや奥まった部分の北端に築かれている。本家の居城手賀城からは北にわずか5~600m程しか離れていない。主郭・二ノ郭の2郭から構成されており、主郭と二ノ郭の間は土塁だけで区画されている。明確な堀切はなく、二ノ郭は東側のどこまで広がっていたか不明である。主郭の先端部には土塁が築かれ、特に城址碑の建っている部分は幅広で櫓台が築かれていたと考えられる。主郭周囲の斜面には腰曲輪らしい平場も見られる。二ノ郭は一部畑のほかは薮と空き地、主郭はほとんどの部分がガサ薮で覆われており、土塁と先端櫓台以外は春先でも突入不能である。せっかく誘導標識や解説板があるのだから、もう少々行政の方で整備してくれるとありがたいのだが。

 お城評価(満点=五つ星):☆☆
 場所:http://maps.gsi.go.jp/#16/36.097106/140.431859/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0l0u0t0z0r0f0
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