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天狗山の砦(群馬県高崎市) [古城めぐり(群馬)]

IMG_9339.JPG←二ノ郭と主郭
 天狗山の砦は、歴史不詳の城砦である。確証はないが、吾妻を領有していた真田昌幸が、1582年から始まった小田原北条氏の侵攻に備えて築いたものと考えられている。隣接する大明神山の砦と併せて、別城一郭を為している。
 天狗山の砦は、標高600m、比高120mの山上に築かれている。主郭に角落山権現社が祀られているため山麓から参道があるとされるが、実際には参道とは名ばかりで、急な尾根筋の直登で階段もなく、わずかな踏み跡だけしかない。苦労して尾根を登っていくと、標高570m付近で東尾根の緩斜地となり、大手の曲輪であったと考えられる。更に登っていくと、数段の腰曲輪の先に主郭がそびえているのが見えてくる。主郭は三角形の曲輪で、周囲に低土塁を築き、更に外周に帯曲輪を廻らしている。主郭南西には二ノ郭が置かれ、小堀切で南西の尾根を区画している。その先は自然地形の尾根である。遺構としてはこれだけで、極めて簡素な城砦である。標高は低いが烏川沿いの街道監視に好適な大明神山の砦が、より大型で防御が固いのに対して、天狗山の砦はその規模・構造から考えて岩櫃城方面への烽火台として機能したのであろう。

 お城評価(満点=五つ星):☆☆
 場所:https://maps.gsi.go.jp/#16/36.440032/138.767281/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1


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タグ:中世山城
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