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大友氏館(群馬県川場村) [古城めぐり(群馬)]

IMG_3047.JPG←境内に残る土塁らしき跡
 大友氏館は、川場館とも言い、南北朝時代には鎮西の三豪とも言うべき豪族で織豊期まで存続した戦国大名大友氏の所縁の城館である。特にキリシタン大名として有名な大友宗麟を輩出した大名として知られている。元々大友氏は、相模国足柄郡大友郷を本領としていたが、鎌倉初期には豊前・豊後守護職兼鎮西奉行となり、九州に本拠を移した。『日本城郭大系』には、大友刑部がこの館に住み、南北朝時代の1368年に新田義宗と戦って討死したと記載されており、館跡に建つ桂昌寺の解説板にも同様の記載があるが、これは史実とは見做し難い。大友氏が創建した吉祥寺のパンフレットによれば、川場村には大友氏6代貞宗の庶子即宗や8代氏時の庶子氏能など大友氏の係累が多く居住したとされ、それら大友一族の居館であったのが実態であろう。しかし大友氏と川場村の関係については、河波姫の伝説などに彩られており、実態は不明である。

 大友氏館は、桂昌寺周辺が館跡とされる。土塁が残っていると現地解説板にあるが、かなり改変されているらしく、どれが土塁跡なのか明確ではない。西には細流があって天然の堀となっていたほか、周辺にも水路が流れ、堀の名残を残している様である。また境内には大友氏時夫妻のものとされる墓が残っている。大友氏館は、偶々花が綺麗だということで吉祥寺に行ったところ、なんと大友氏所縁の寺であったことがわかったため、帰ってからネットで調べてみたらその存在がわかったため訪城した。

 お城評価(満点=五つ星):☆
 場所:https://maps.gsi.go.jp/#16/36.700184/139.106591/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1


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タグ:居館
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