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新庄城(京都府福知山市) [古城めぐり(京都)]

IMG_0554.JPG←堀切bに繋がる横堀
 新庄城は、歴史不詳の城である。横堀の発達状況から、戦国中期の内藤宗勝時代の改修が推測されている。尚、福知山市域には多数の中世城郭がひしめいているが、市街地の西方に当たる和久川流域も城郭密集地帯で、7km程の地域に新庄城を含めて大小22もの中世城郭が並び立っている。

 新庄城は、和久川西岸の標高50m、比高30m程の丘陵先端に築かれている。先端に粟島神社があり、そのすぐ裏がもう城域で、神社左手の裏から小道が付いている。『図解 近畿の城郭Ⅱ』と現地解説板で縄張図は同じだが、曲輪の呼称番号が異なる。ここでは現地解説板に従って呼称する。城域は大きく3つの区域に分かれ、一番北の先端曲輪群(Ⅲ郭~Ⅴ郭)、堀切aを介して南西曲輪群(Ⅰ郭~Ⅱ郭)、それと本城からやや離れた南出曲輪(Ⅵ郭)である。先端曲輪群は切岸だけで区画された曲輪群で、Ⅲ郭背後には大きな櫓台が築かれている。その背後は堀切で分断されている。南西曲輪群は、細長いⅡ郭とその上のⅠ郭から構成されている。Ⅱ郭の南側には小規模な横堀があり、横堀の東端は直角に曲がって竪堀となって落ちている。Ⅰ郭も背後を土塁で囲んでおり、北側に腰曲輪を置いている。Ⅰ郭背後には堀切bがあるが、直線的で単純な堀切aと異なり、北側で大きく折れて横堀となって廻り、先端で北に直角に曲がって竪堀となって降っている。その先には少々わかりにくいが二重竪堀が落ちている。要するに横矢掛かりの堀切となっているのである。南出曲輪Ⅵ郭は、背後に大土塁を築き、更に溝状の小二重堀切を穿っている。西側を小さな横堀で防御し、Ⅵ郭南端には小型の枡形虎口を築いている。遺構は以上の通りで、訪城が容易で、藪もそれほどひどくないので、中々楽しめる。
Ⅲ郭背後の櫓台→IMG_0472.JPG

 お城評価(満点=五つ星):☆☆☆
 場所:http://maps.gsi.go.jp/#16/35.305731/135.092139/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0l0u0t0z0r0f0
タグ:中世平山城
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