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犬成向山城(千葉県市原市) [古城めぐり(千葉)]

IMG_6776.JPG←横矢で大きく歪んだ堀と土塁
 犬成向山城は、犬成城の南約330mの距離に、犬成城と並立するように築かれた城である。その歴史は不明である。

 犬成向山城は、犬成城同様、比高50mの段丘先端に築かれている。謎の多い城で、明確に残っているのは台地基部を分断する掘切と土塁だけである。しかしこの掘切・土塁が素晴らしく、犬成城の主郭と同様、中央の土橋に対して両側に張り出した土塁から横矢を掛けた構造となっている。掘切南端は長い竪堀となって落ち、側方に竪土塁を伴っている。土塁には明確な虎口がなく、土橋もあまり明瞭ではない。しかし木橋で繋がっていた可能性もあるだろう。郭内は平坦だが、何も構築されていない。先端近くや側方に溝状の地形があるが、遺構ではなく森林伐採に伴うものと推測される。坂田城と同じ両翼の横矢掛かりで、小田原北条氏による遺構の可能性が考えられる。そうだとすると、犬成城に軍団の主将と参謀達が入り、向山城を軍団の駐屯地とした、進軍路途中の中継基地の様なものだったのではないかと思われる。
 尚、北側斜面の西辺部に土塁が伸びているのだが、誰もこれに言及していないがこれは遺構ではないのだろうか?それとも土砂採取による地形改変の名残なのか?正直、よくわからない。
横矢張出しの土塁→IMG_6807.JPG

 お城評価(満点=五つ星):☆☆
 場所:http://maps.gsi.go.jp/?ll=35.487432,140.193057&z=16&base=std&vs=c1j0l0u0
タグ:中世崖端城
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