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能満城(千葉県市原市) [古城めぐり(千葉)]

IMG_6620.JPG←主郭の土塁と虎口
 能満城は、歴史不詳の城である。一説には里見義堯の家臣忍民部少輔の居城であったとも、或いは小弓原氏の持ち城であったとも言われるが確証はない。
 能満城は、比高10m程の段丘中央の縁部に築かれている。ほぼ五角形をした主郭が残るだけの単郭の城である。主郭は、外周にほとんど埋もれているもののわずかに堀跡が残り、南側の車道から土塁と虎口が確認できる。虎口手前には朽ちた城址標柱が立つが、主郭内は民有地らしく立入りは憚られる。この他、日本城郭大系によれば、東側の低地に「城ノ下」の字名が残り、居館があったとされている。また南方にやや離れた台地基部には「二ノ堀」という外堀があったとされ、その一部が府中日吉神社境内裏にわずかに残っている。能満城について城の選地を考えた場合、普通ならば台地先端か突出部に築くのが普通であるが、あまり要害性が高いとも思われない位置に築かれているのも珍しい。いずれにしても小規模な簡素な城砦で、集落の人達が有事の際に逃げ込む「村の城」ではなかったかと推測される。下総佐津間城との類似性もあり、今後の考究が待たれる。

 お城評価(満点=五つ星):☆☆
 場所:http://maps.gsi.go.jp/?ll=35.515662,140.131323&z=16&base=std&vs=c1j0l0u0
タグ:中世崖端城
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