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竜崖城(千葉県印西市) [古城めぐり(千葉)]

IMG_5617.JPG←主郭腰曲輪の横堀
 竜崖城は、この地の豪族大菅豊後守正氏の城と伝えられている。大菅氏とは、おそらくは大須賀氏のことであろうと言われ、そうすると千葉氏の庶流で松子城主であった大須賀氏の一族ということになる。しかしその本拠松子城からは西に遠く離れており、具体的にどれほど強い結びつきだったのかは不明である。いずれにしても戦国期には小田原北条氏に従属したものと推測される。

 竜崖城は、比高15m程の台地の突出部に築かれた城である。台地上は畑に変貌しているため、あまり遺構が明瞭ではないが、外周に土塁が残っている。その下方の外周には腰曲輪が廻らされ、特に西側と南側は浅い横堀も穿たれている。主郭の台地基部には高土塁が残り、その裏には幅の広い掘切が穿たれている。明瞭な遺構はそのぐらいで、あとは竹藪もひどく明瞭ではない。遺構を見た限りでは、小領主が有事の際も考えて築いた居館的な機能の小城砦であったと思われる。尚、城の東の低地の道端には、日本三井戸の一つとされる「月影の井」が残り、大菅豊後守の事績をわずかに今に伝えている。
台地基部の掘切→IMG_5635.JPG

 お城評価(満点=五つ星):☆☆
 場所:http://maps.gsi.go.jp/?ll=35.823755,140.10478&z=16&base=std&vs=c1j0l0u0
タグ:中世崖端城
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