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松坂城(三重県松坂市) [古城めぐり(三重)]

DSC05882.JPG←豪壮な石垣
 松阪城は、蒲生氏郷が新造した近世城郭である。戦国時代末期に伊勢を領した織田信長の次男信雄以来、津川玄蕃允、滝川雄利と、松ヶ島城を居城としていたが、1584年、この地に入部した蒲生氏郷は、松ヶ島城が海岸に近く不便なうえ狭小であった為、1588年、規模の大きい要害城として新たに松阪城を築城した。しかし間もなく1590年の奥州仕置で氏郷は会津に移封となり、代わって翌91年、服部一忠が松阪城主となった。その後、1595年には古田重勝が城主となり、1616年に徳川頼宣が和歌山藩主となって徳川御三家が成立すると、松阪城は和歌山藩領となり、幕末まで城代が置かれて存続した。

 松阪城は、国指定史跡となっているだけあって、豪壮な石垣遺構がよく残る平山城である。石垣で築かれた近世城郭の典型で、複雑な折れを持った城道には、巧みに枡形が築かれている。また松阪城と言うと、石垣の城という印象が強いが、下段の腰曲輪には土塁もある。ところでこの松阪城、石垣と枡形は多いがただそれだけの城という印象で、何故かあまり感銘を受けなかった。何故だか考えてみたが、今になって気付いた。「そうだ、堀がないからだ!」。城の周囲に、広大な堀がないのである。外郭には水路に変貌した外堀跡がわずかに残るが、内堀は元々無かったらしく、その分威容に乏しい。

 尚、城下には御城番屋敷が残っているが、城よりこちらの方が自分には興味深かった。その風情や古風な佇まいもさることながら、今でも人が住んでいるというのがすごい。自宅周りを観光客に普通に見せているという、寛容さには頭が下がる思いである。
御城番屋敷→DSC05893.JPG

 お城評価(満点=五つ星):☆☆☆☆
 場所:http://maps.gsi.go.jp/#16/34.575755/136.525587/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0l0u0t0z0r0f0
タグ:近世平山城
nice!(3)  コメント(2) 
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コメント 2

ノリパ

そうですね、人が今も住んでいましたね。肋骨痛いのを我慢して登城した記憶があります。また行って見たいですね。
by ノリパ (2013-03-24 08:38) 

アテンザ23Z

>ノリパさん
名古屋を中心とした中部圏も良い城が多いですね。
ぜひいろいろな城の情報を教えて下さい。
by アテンザ23Z (2013-03-26 00:27) 

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