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殿丸城(東京都町田市) [古城めぐり(東京)]

DSC04131.JPG←切通し状の古道
 殿丸城は、御殿峠東側の高台に築かれた城である。東京都の遺跡地図には、「相原氏館」と記載されている。武蔵七党の一、横山時重の弟孝遠がこの地に住んで藍原(粟飯原)氏を称したと言うが定かではない。日本城郭大系では、居館ではなく見張り台としての城を推定している。その他のことは不明である。
 殿丸城は、現在国道16号線の西側にあるが、これは新道であって、かつては旧道の東側に位置していた。現在でも切通し状の古道が通っており、上から見るとまるで堀切の様である。古道の東側の高台上は平坦な地形で、ほとんど自然地形に近いが、南側斜面にわずかに腰曲輪らしい小さな平場が2段確認できる。高台の西端にわずかに虎口跡らしき斜面があり、かすかな土塁の名残らしいものもあるが、明瞭ではないため推測の域を出ない。それら以外に城郭らしい遺構は確認できないが、古道を監視する目的で築かれたことが如実にわかる城の配置で、古道監視を主任務とした小さな砦であったのだろう。それにしても、都内の幹線国道の近くに中世の古道跡がこれほどはっきり残っているとは、ちょっと驚きである。

 お城評価(満点=五つ星):☆☆
 場所:http://maps.gsi.go.jp/#16/35.619471/139.339997/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0f0
タグ:中世平山城
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