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平泉寺(福井県勝山市) [神社・仏閣めぐり]

IMG_6179.JPG←木漏れ日の差す参道
(2004年9月訪問)
 平泉寺は、現在は白山神社と呼ばれ、中世越前の巨大な宗教勢力であった。717年、泰澄大師によって創建され、信仰の山、白山の表参道として繁栄し、かつては48社36堂6千坊が立ち並んだ一大宗教都市で、多くの僧兵を擁して大名に匹敵する強大な勢力を有していた。南北朝の騒乱に於いても、越前で攻防を繰り広げた北朝方の斯波高経と南朝方の新田義貞が平泉寺宗徒を自軍に引き入れようと苦心したほどであった。その勢威は戦国時代に至るまで続いたが、1574年に勢力を増した加賀一向一揆勢の乱入によって全山ことごとく焼失し、その栄華に終わりを迎えることとなった。後に豊臣秀吉によって再興され、以後福井松平藩の庇護を受けて明治時代を迎え、現在に至っている。
 平泉寺は、寺院城郭平泉寺城としても知られ、参道脇に連なる石垣や僧坊群の石垣は、往時の勢威を今に伝えている。また旧玄成院庭園は、室町末期に管領細川高国によって作庭されたと伝えられ、この地に花開いた文化の片鱗を残している。その他に、境内の奥には楠木正成の墓塔が残っている。これは、平泉寺宗徒であった正成の甥恵秀律師が、正成の摂津湊川での戦死後に建立して菩提を弔ったものと伝えられている。
 古社の、苔むした森厳とした雰囲気の中に佇むのは何とも素晴らしく、時のたつのを忘れさせてくれる。
楠木正成公墓塔→IMG_6167.JPG

 場所:http://maps.gsi.go.jp/#16/36.043877/136.542152/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0f1
タグ:墓所
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