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小丸山城(石川県七尾市) [古城めぐり(石川)]

IMG_5900.JPG←本丸に建つ城址碑
(2004年8月訪城)
 小丸山城は、能登に入部した織田信長の部将前田利家が築いた城である。北陸では、1577年に手取川の戦いで圧勝した越後の上杉謙信が優勢であったが、謙信は翌年3月、春日山城で急逝し、上杉氏内部で後継者の地位を巡って御館の乱と呼ばれる内乱が発生した。この機に乗じて信長は加賀・能登を攻略し、1581年に前田利家に能登一国を与えた。利家は当初、能登畠山氏の居城七尾城に入ったが、翌年には不便な山城の七尾城を捨て、港に近く城下町の整備に好適な平山城の築城に着手した。それが小丸山城である。しかし城造りの最中に主君信長は本能寺で横死し、同僚羽柴秀吉が後継者に踊り出て、1583年の賤ヶ岳の戦いで柴田勝家を破り、名実ともに信長の後継者となった。利家は、勝家を捨てて秀吉に味方し、戦後秀吉から加賀を加増されて金沢城に入った。築城半ばの小丸山城には、兄安勝、子の利政、家臣大井直泰らを相次いで置いたが、1615年、元和の一国一城令で廃城となった。

 小丸山城は、港にほど近い小丘で、4つの曲輪で構成されていた。現在は公園となっていて、あまり明確な遺構は残っていない。本丸と天性丸との間の堀切がほとんど唯一の遺構と言ってもよい。本丸にはほとんど土塁も残っておらず、本丸内部には噴水が作られ、普通の人はここが城跡とは思わないであろう。もう少し城址公園らしい整備をしてくれていたらと惜しまれる。

 お城評価(満点=五つ星):☆☆
 場所:http://maps.gsi.go.jp/#16/37.046083/136.960062/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0f1
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