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前田利常侯灰塚(石川県小松市) [その他の史跡巡り]

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(2004年8月訪問)
 加賀前田家3代藩主の前田利常は、名君として知られている。妾腹に生まれた庶子であったが、兄利長に可愛がられ、その病進むに及んで譲りを受けて、3代当主となった。利常は、加賀・能登・越中合わせて100万石という国内最大の外様大名の存在が目障りな幕府から警戒されることを避ける為、鼻毛を長く伸ばす等の奇行をもって自ら深く韜晦し、その一方で領国には善政を敷いた。晩年は隠居城として幕府の許しを特別に得て小松城を造営し、ここに住んだ。利常は、1658年10月12日、脳溢血のため66歳で薨じたが、生前、三宅野台地からの眺めを大変気に入り、「もし自分が死んだら、あの三宅野に火葬して欲しい」と遺言したと言う。灰塚は、火葬の際に出た灰を塚に埋めたのが由来とされている。
 灰塚は、加賀産業道路の通る丘陵地の一角にひっそりとたたずんでおり、生前何かと気苦労の耐えなかった前田利常が、観光地化で騒がしくなることなく、安らかにこの地に眠っているようだ。

 場所:http://maps.gsi.go.jp/#16/36.410697/136.509064/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0f1
タグ:墓所
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