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根小屋城(長野県上田市) [古城めぐり(長野)]

DSC02192.JPG←主郭虎口の石積み
 根小屋城は、真田の庄を取り囲む城塞群の一つで地蔵峠方面の守りを固める城であった。村上氏が支配していた頃は小県の支城網の一翼を担っていたが、武田信玄が村上氏を追うと、山県昌景の配下大熊備前守朝秀の居城となったといわれている。この大熊朝秀という武将は、大河ドラマなどでもよく出てくるが、もともと上杉謙信の重臣であったのが、武田の調略に乗って武田信玄に寝返った武将で、その後、武田麾下で活躍して、この根小屋城を与えられたという。武田氏滅亡後は真田氏の麾下に入り、徳川の世になると、真田信之の松代転出に伴って、朝秀の孫の秀経が松代に移り住んで、代々真田氏の家老となったという。
 東太郎山の山塊の東端に突き出た小山に築かれており、最近できたと言う登城コースがあるので、登るのは非常に楽である。登城道のある麓から主郭までの東斜面には、棚田のような帯曲輪が10段近くにもわたって連なっており、ところどころに石積み遺構が多く残っている。主郭周囲にも石積みが多く残っており、往時は全山石積みで防御された壮観な城であったと想像される。真田の庄の城塞群の中では、松尾古城と並んで石積みの多い城である。主郭は大きくはないので、あくまで詰の城として機能していたのであろう。主郭背後は、明確な二重堀切と馬場とされる細長い曲輪が尾根上に築かれており、その先端も堀切で尾根筋を遮断している。真田の庄の城は、主郭背後を自然地形を利用した大堀切で遮断しているのが共通の特徴であるようだ。
 なおこの城は、沢を挟んで南にある千古屋城(根小屋城の低い城とも言われる)と対になって機能していたようである。
薮でわかりにくいが二重堀切→DSC02227.JPG
 お城評価(満点=五つ星):☆☆☆☆
 場所:http://portal.cyberjapan.jp/site/mapuse4/?lat=36.449704&lon=138.291474&z=16&did=std&crs=1
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