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平井金山城(群馬県藤岡市) [古城めぐり(群馬)]

IMG_8645.JPG←東尾根の曲輪群
 平井金山城は、関東管領を世襲した山内上杉氏の居城平井城の詰城と言われている。山内上杉氏の事績については、平井城の項に記載する。

 平井金山城は、標高326mの山上に築かれている。山頂に主郭を置き、主郭の東西の尾根上と北尾根に曲輪群を配置している。北尾根は更に途中で北西尾根と北東尾根に分かれている。南東麓に駐車場があり、登山道も整備されているので迷わず登ることができる。基本的には多数の平場群だけで構成された城で、城域は広いものの技巧的部分は少ない。各尾根筋に穿たれた堀切も、いずれも小規模である。しかし、東端の物見台付近や、北東尾根の櫓門跡の虎口には、小規模ではあるが石垣や石段が残存している。また北西尾根には岩盤を四角く削った井戸跡も残っている。この他、主郭の北側下方の北尾根曲輪群からの入口は桝形虎口となっている。北東尾根の先端には大手門跡の表札が立つが、埋もれていて形状がよくわからない。遺構は以上の通りで、平井金山城はどちらかと言うと古風な縄張りの形態をそのまま残しており、上杉憲政が北条氏康に逐われて越後に落ち延びた後は、ほとんど顧みられなかったものと推測される。
主郭虎口の土橋→IMG_8436.JPG
IMG_8622.JPG←北東尾根の櫓門付近の石垣

 お城評価(満点=五つ星):☆☆☆
 場所:http://maps.gsi.go.jp/#16/36.214078/139.017713/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0f1


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