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小曾沼城(宮城県仙台市) [古城めぐり(宮城)]

IMG_8666.JPG←城址とされる高玉神社
 小曾沼城は、南北朝期にこの付近に勢力を持っていた大河戸氏の出城である。北にわずか600m程しか離れていない一名坂城と共に、一体となって機能したと見られ、その経緯は一名坂城の項に記載する。結局大河戸一族は、頽勢が濃くなると一名坂城・小曾沼城に立て籠もってこれを死守したが、衆寡敵せず間もなく北朝方の吉良貞家の軍勢に攻略され、大河戸氏の本拠山村城も陥落したと言う。
 小曾沼城も一名坂城と同様、その位置は明確ではないが、現在の高玉神社付近にあったのではないかと推測されている。なんでも、城名も元は「獺(カワウソ)の住む沼(獺沼)」の転訛だとのことだそうだが、往時の地形は七北田川の氾濫等で変わってしまっているらしい。『泉市史』では「高玉稲荷社が、小曾沼の城跡に営まれたものとの伝承がある」と記載しているそうだ。周囲一帯は完全に市街化されており遺構は望むべくもない。推定地のすぐ西側には奥州街道が通っており、小曾沼城と共に七北田川の渡河点を押さえる出城であったと推測される。

 お城評価(満点=五つ星):☆
 場所:http://maps.gsi.go.jp/#16/38.317720/140.891955/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0l0u0f0
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