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九石陣屋(栃木県茂木町) [古城めぐり(栃木)]

IMG_1012.JPG←東側の土塁
 九石陣屋は、江戸時代に九石郷を領した旗本梶川氏の陣屋である。九石郷は、江戸時代初期には茂木細川氏の所領となったが、1698年に幕府旗本の梶川与惣兵衛頼照の領地となった。以後、幕末まで梶川家の所領で、梶川氏は当地の名主、九石家の屋敷を陣屋としていたと言う。尚、梶川頼照は、忠臣蔵の発端となった江戸城「松の廊下」での刃傷沙汰の際、たまたま吉良上野介義央と立ち話をしていて事件に出くわし、即座に浅野内匠頭長矩を取り押さえており、その際の顛末を後世に記録として残した人物である。

 九石陣屋は、現在も旧家九石家の屋敷地となっている。そのため勝手に入ることはできないので、遠目に確認しただけであるが、北の谷戸に向かって張り出した舌状台地の上にあり、東辺部に土塁が確認できる。台地上は西に向かって何段かの平場に分かれており、往時の姿を留めていると思われる。尚、南の車道脇には県の天然記念物でとちぎ名木百選に選ばれた「九石のけやき」があり、梶川氏が領地巡見の際は必ずこの樹の下で休み、まれに見る大木であると賞賛してからは、以後、この地を大木の下と称せよと命じたとのことである。

※他のHPでは「九石館」と呼称されていますが、陣屋として機能したことに鑑み、「九石陣屋」と呼称することにしました。しかし通常は名主の屋敷であったため、「九石家屋敷」とする方が良いのかもしれませんが・・・。

 お城評価(満点=五つ星):☆☆
 場所:http://maps.gsi.go.jp/#16/36.565547/140.170398/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0l0u0t0z0r0f0
タグ:陣屋
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