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小原城(茨城県笠間市) [古城めぐり(茨城)]

IMG_7690.JPG←北西辺縁部に残る土塁と空堀
 小原城は、宍戸城の北東を守る支城である。築城年代は明らかではないが、里見氏が1492年に小原に領地を得、1502年に里見七郎義俊が小原城を構築したと、現地解説板に記載されている。一方、『日本城郭大系』では、1336年に里見義俊が奥州よりこの地に入部したのが小原城の初めだと記載されている。同じ里見氏について、これほど時代の差のある伝承があるというのも面白いが、名乗りから考えれば新田氏の一族里見氏の一流であろうから、何らかの経緯で常陸宍戸氏と関係を持ち、この地に入部したものであろう。詳細については今後の考究に待ちたい。

 小原城は、涸沼前川の北岸に位置する低台地上に築かれた城である。方形の主郭を中心に梯郭式に近い縄張りをしていた様である。主郭は、御城稲荷神社と集会所の建っている一帯で、内部は公園となっているが、西から北にかけて大土塁が残り、南もかなり土塁が削られているものの段差が残っていて、ほぼその形状を追うことができる。主郭周囲は水堀で囲まれていたが、環境整備(おそらくヤブ蚊の発生地となっていたのだろう)の為に25年前に埋められたらしい。二ノ郭・三ノ郭は耕地化・宅地化でかなり湮滅しており、曲輪の形状を追うのも難しいが、北西辺縁部の土塁・空堀と北辺の土塁が残っている。この他、東辺縁部にも土塁・空堀が残っているらしいが、周囲を民家で囲まれているため接近できず、未確認である。この手の平城にしては、立派な土塁遺構が見所の城である。

 お城評価(満点=五つ星):☆☆
 場所:http://maps.gsi.go.jp/#16/36.361690/140.322983/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0l0u0f0
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