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宮沢遺跡(宮城県大崎市) [古城めぐり(宮城)]

IMG_7133.JPG←中腹の土塁と堀
 宮沢遺跡は、東北自動車道建設に伴う発掘調査で新たに発見された大規模な古代城柵である。発掘遺物の分析などから奈良時代には存在していたと推測されており、律令国家が東北地方経営のため築いた城柵の一つと推定されている。しかし文献に残るどの城柵に該当するのかは明らかではなく、その歴史はほとんど謎に包まれている。起伏に富んだ丘陵地をまたいで構築され、全形はやや歪んだ長方形で、東西1400m、南北850mもの規模に及び、東日本の古代城柵としては最大規模のものである。東北地方の古代史の解明のためには欠くことのできない重要な遺跡とされている。

 宮沢遺跡は、東北自動車道が縦貫する、化女沼南西の丘陵地一帯に築かれている。特に東北道の東西の「愛宕山地区」は綺麗に発掘整備されていて、遺構をよく見ることができる。丘陵中腹に二重に土塁(築地)を築き、内側を横堀状にしており、古代でも築城技術の基本はあまり中世のものと変わらない印象を受ける。また東北道東側では、発掘された建物跡も明示されている。この遺跡は、まったく予備知識がない状態で、宮沢城まで行ったついでにたまたま寄っただけであったので、まさかここが東日本最大の古代城柵で、もっと広範囲に遺跡が残っているとは知らなかった。また古代城柵というと、志波城など平城の印象が強く、丘陵上の古代城柵に行ったのはこの時が初めてだったので、どういう構造なのかもはっきりと理解することができなかった。いずれ折を見て再訪してみたい。
建物群の跡→IMG_7146.JPG

 お城評価(満点=五つ星):☆☆☆
 場所:http://maps.gsi.go.jp/#16/38.626493/140.947788/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0l0u0f0
タグ:古代城柵
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