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矢ノ目館(宮城県丸森町) [古城めぐり(宮城)]

IMG_6935.JPG←浮島のように残る主郭
 矢ノ目館は、天正年間(1573~92年)の伊達氏による伊具郡奪還戦に際し、伊達輝宗・政宗父子が本陣を置いた城館である。1576年より、伊達晴宗・輝宗父子は相馬氏に占領された伊具郡奪還に乗り出した。この時、矢ノ目に本陣を置いて小斎城攻略に取り掛かっている。また1581年には、若干15歳の伊達政宗は父輝宗に従って相馬氏との合戦で初陣を果たした。その際にも、矢ノ目館に本陣を置いている。小斎城の至近にあり、度々本陣として使用されていることを考えると、伊達氏の伊具郡奪還戦において、重要な城館であったのだろう。

 矢ノ目館は、阿武隈川曲流部の東岸の平地に築かれた城館である。かつては二重の水堀で囲まれた環郭式の縄張りであったが、現在は、外郭は水田に変貌し、内郭(主郭)のみが残っている。主郭は微高地で、現在民家が建っているので無断進入はできない。外から見ると部分的にわずかに土塁が残っている様である。周囲には堀跡の水田が残っているが、昭和20年代後半の航空写真を見比べると、広く改変されてしまっているらしい。いずれにしても、河川流域の低湿地帯に築かれた要害であったと思われる。

 お城評価(満点=五つ星):☆☆
 場所:http://maps.gsi.go.jp/#16/37.922501/140.812905/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0l0u0f0
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