So-net無料ブログ作成

片倉館(山形県長井市) [古城めぐり(山形)]

IMG_3517.JPG←西側の二重土塁
 片倉館は、伊達氏の家臣片倉氏の居館である。片倉氏とは言っても、独眼竜伊達政宗の名参謀として有名な片倉小十郎景綱を輩出した片倉氏とは、系譜が異なる様である。『山形県中世城館遺跡調査報告書』によれば、1509年の伊達尚宗の出兵督促状の宛名に片倉右京の名があり、また1542年に生起した伊達家中の内訌、天文の乱では、右京の子片倉図書介が晴宗方に付いて鮎貝氏と戦い軍功を挙げて加増を受け、更に乱終結の後、論功行賞で図書介の子修理亮が加増を受けたと言う。1591年に伊達政宗が岩出山に移封となると、修理亮も岩出山に移ったが、その支族の清次が当地に残り、帰農したと伝えられている。

 片倉館は、現在でも片倉家の屋敷が建っている。最上川の支流、野川南岸の平野部に築かれた居館で、五角形の将棋型をしている。東側は既に湮滅しているが、西側半分の二重土塁が残っている。尚、片倉家の方に話を伺ったが、あまり歴史に興味が無いらしく、県の遺跡調査報告書に載っていることもご存知無い様だった。そうした方からすれば、私達の様な突然の来訪者が屋敷周りを見て回るのははた迷惑な話であるので、遺構を見学する際は、ご迷惑をお掛けしないよう遠目に見るだけに留める等、細心の注意が必要である。

 お城評価(満点=五つ星):☆☆
 場所:http://portal.cyberjapan.jp/site/mapuse4/?lat=38.097404&lon=139.997921&z=16&did=std&crs=1
nice!(4)  コメント(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

nice! 4

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

Facebook コメント

メッセージを送る