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一言坂古戦場(静岡県磐田市) [その他の史跡巡り]

DSC05027.JPG←一言坂の旧道
 一言坂古戦場は、遠江に侵攻した武田軍と徳川軍との間で戦われた戦いである。1572年、室町幕府将軍足利義昭の要請に応えて西上作戦を開始した武田信玄は、信濃から青崩峠を越えて遠江に侵攻した。天竜川沿いに南下した信玄の本軍は、途中徳川方から寝返った犬居城主天野景貫の先導を得て天方城などを降しつつ南下を続けた。一方、浜松城の徳川家康は寡兵であったが、遠江の動揺を恐れて出陣した。徳川軍は武田軍と遭遇し、三箇野川で戦いとなったが敗れ、浜松城へと敗走したが、一言坂で追いつかれた。この時、本軍を逃すため殿として本多平八郎忠勝と大久保忠佐が残り、武田軍と再び干戈を交えた。忠勝は、「蜻蛉切り」と言われた大槍を振り回しながら一人奮戦し、枯れ草に火をかけて敵を撹乱し、味方の軍を見事に退却させた。敵の武田軍も、その見事な戦いぶりを讃え、「家康に 過ぎたるものが 二つあり 唐の頭に 本多平八」という落首を磐田市国府台に掲げたと言う。
 一言坂は、現在でも国道1号線が通る交通の要地で、旧道は1号線より50m程北に通っているが、1号線沿いの坂の途中に石碑と解説板が建っている。頻繁に車が行き交う現代からは遠く離れた、戦国の世の一コマである。

 場所:http://maps.gsi.go.jp/#16/34.725724/137.838539/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0l0u0t0z0r0f0
タグ:古戦場
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