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長勝寺(青森県弘前市) [神社・仏閣めぐり]

DSC08899.JPG←津軽家霊屋
 長勝寺は、津軽藩の菩提寺である。元々は1526年に種里城で没した南部光信の為に、子の大浦城主大浦盛信が種里に建立したのが始まりである。その後、5代為信が大浦に移し、堀越城下を経て1610年に津軽藩の菩提寺としてこの地に建立した。長勝寺のある河岸段丘基部には長勝寺構と呼ばれる土塁遺構が残り、有事の際に出城として機能するよう考えられており、弘前城危殆の際には、城主が長勝寺に逃れることになっていたとも言われている。津軽家にとって重要な地であり、歴代藩主と奥方の5棟の霊屋(霊廟)が残り、本堂・庫裡・御影堂などなどと共に重要文化財に指定されている。
 長勝寺は、禅林街の西端にある。寺の背後は比高20m程の急崖を為す天然の要害の地で、弘前城の築城を始めた津軽為信は、本当はここに城を作りたかったが幕府が許可しなかったと伝えられていると、長勝寺の方から解説があった。また庫裡は、大浦城の台所を移築したものと伝えられ、即ち、城として100年+寺として400年の計500年前の遺構であると言う。この庫裡は、天井が茅葺きとなった珍しい構造である。また床板には草鞋の下の鉄杭(スパイク)が突き刺さった跡の穴がたくさん開いていて、合戦時に武将が土足で上がった名残だと言う。尚、庫裡の前では発掘調査が行われていた。最近、神社仏閣に関してはほとんどブログには書いていないが、長勝寺に関しては色々と面白い話が聞けたので備忘録として記載した。
大浦城から移築された庫裡→DSC08892.JPG

 場所:http://maps.gsi.go.jp/#16/40.598713/140.450689/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0l0u0t0z0r0f0
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