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長勝寺構(青森県弘前市) [古城めぐり(青森)]

DSC08870.JPG←長勝寺構の長大な土塁
 長勝寺構は、弘前城の南を守る出城である。長勝寺を先端に置いた、西に張り出した舌状台地の基部を、600m程にも及ぶ長い土塁で防御した構造で、禅林街という寺街全体が有事の際には出城として機能するように構築されていた。長勝寺の方の話では、津軽為信は本当はここに城を作りたかったそうなのだが、要害性が高いため幕府が許可しなかったらしい。そこで寺町という体裁にして、実際には出城として機能するよう、一直線状に土塁を築いて防御線を構築したものである。長勝寺に通じる道路には、「茂森町枡形」と呼ばれるクランク状の道路が残っており、まさに枡形虎口の構造である。この桝形部分は、よく見ると土塁が食違いとなっている。土塁の外には堀はない様だが、本当は堀も作りたかったところをさすがに幕府に遠慮したものであろうか。長勝寺構の土塁は、崖部に北端の土塁がはみ出しており、しっかりとした防御線を構築していたことがよく分かる。
枡形の跡→DSC08872.JPG


 お城評価(満点=五つ星):☆☆
 場所:http://maps.gsi.go.jp/#16/40.599218/140.459443/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0l0u0t0z0r0f0
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