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中里城(青森県中泊町) [古城めぐり(青森)]

DSC08073.JPG←古代遺構が復元された主郭
 中里城は、古代防御性集落と中世城郭の二重史跡である。最初に中里城のある台地に足跡を残したのは縄文時代前期で、鏃などの遺物から狩猟の場として利用されていたと考えられている。平安時代半ばには、空堀や土塁で囲んだ集落が形成され、古代防御性集落と呼ばれている。室町時代には、安東・南部両氏の抗争の中で城として利用され、城主としては新関又二郎、高坂修理、中里半四郎などの名が挙げられているが明確ではない。いずれにしても中里城の歴史については不明である。
 中里城は、標高51m、比高40m程の丘陵上にあり、現在史跡公園として整備されている。平坦な広い主郭の周囲には土塁と空堀がめぐらされ、主郭中央も土塁と空堀で分割されている。また主郭周囲には腰曲輪が築かれている。主郭内には、柵列や竪穴建物跡などが復元整備されているが、これらは古代防御性集落としての遺構であって、中世城郭としての姿がどのようであったのかはちょっとわかりにくい。この他、南に伸びる尾根先端の神社境内も城域だったらしく、腰曲輪などの削平地が確認できる。更に主郭の西の尾根にも出丸があり、腰曲輪・段曲輪が築かれていた様である。中世城郭としてはややパッとしないが、古代防御性集落も含めた遺構で、貴重である。
主郭周囲の空堀→DSC08091.JPG

 お城評価(満点=五つ星):☆☆
 場所:http://maps.gsi.go.jp/#16/40.970186/140.440110/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0l0u0t0z0r0f0
タグ:中世山城
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