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千古屋城(長野県上田市) [古城めぐり(長野)]

DSC02239.JPG←竪堀
 千古屋城は、根小屋城と沢を挟んだ小山の上に築かれており、根小屋城の「低い城」とも呼称される。立地からして根小屋城と連動して機能していたのは間違いないが、その機能には不分明なところも多い。それは、単なる砦以上の遺構が残っていたからである。Y字に合流する見事な竪堀や、広い削平地などである。
 現在展望台が設けられているのは小さい曲輪の規模からして、物見台ではなかったかと予想される。その北側に二つの峰に挟まれるようにして広い削平地があるが、ここは馬場か蔵か何かになっていたのではないだろうか。この南の斜面の上には、薮の中に広い削平地が何段か残っていて石積みも散見されるが、石の積み方が乱積みに近いので、近年積まれたものかも知れない。この削平地自体も近年何らかの手が加えられた可能性は否定できないが、入り口に虎口らしい地形があり、またこの削平地の東斜面に明確な竪堀が残っていることからすると、やはり何らかの城の機能は持っていたのではないだろうか。削平地はかなりの広さを持っているが、背後には堀切などの防御設備は見られなかった。
 そんな感じで、やや縄張りがはっきりしない城であるが、根小屋城と比べて曲輪が格段に広いので、城主や家臣の居住区であったのかもしれない。
曲輪跡と思われる遺構→DSC02257.JPG
 お城評価(満点=五つ星):☆☆
 場所:http://portal.cyberjapan.jp/site/mapuse4/?lat=36.447777&lon=138.291111&z=16&did=std&crs=1
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