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ソロモンの海 [太平洋戦争]

 先日、「男たちの大和」という映画を見た影響で、久しぶりに太平洋海戦史の本を紐解いた。その中で気になったのだが、先日大地震があって大きな被害を出したソロモン諸島であるが、今の日本人、どれだけの人がこの南洋の島々を知っているだろうか。またそこが、日米の激戦地であることをどれだけの人が知っているだろうか?
 かつてそこは、「搭乗員の墓場」と呼ばれ、ソロモン諸島の海には、数知れない航空機とその搭乗員が沈んでいるのである。航空機は、いわずと知れた零戦や艦攻、艦爆、一式陸攻などの海軍機のほかに、隼などの陸軍機も混じっている。だが、航空機だけではない。ここではガダルカナル島の争奪戦を主軸にして、艦隊同士の数多くの海戦も行われている。日本も、戦艦比叡、霧島以下、多数の船を失っている。もし「宇宙戦艦ヤマト」のガミラスの攻撃みたいに地球の海が干上がったとしたら、この地域からはどれほどの船や航空機が現われることであろうか。
 また連合艦隊司令長官だった山本五十六が散ったのも、これらの島々の空だ。
 日本は悲惨な戦争とその結果の敗戦を経験した国である。その国で、いやしくも歴史を語り戦争映画を作るのであれば、現実を直視して嘘偽りのない、そして決して死者を美化することのない、真摯な態度で臨む必要があると思う。感情で語ることは決して許されないと思う。「男たちの大和」を作った関係者の方々には、そのことを強く認識してもらいたいものだ。


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